アウェーで行われたジュビロ磐田戦は2-1で見事勝利しました。
前半コーナーキックから佐々木が相手がクリアしたボールを押し込み先制し、後半同点に追いつかれるも後半33分に松本のクロスを加藤が頭で決め勝ち越し。
その後、危ないシーンこそありましたがリードを守り抜きしっかりと勝ち点3を手に入れることが出来ました。
11試合負け無しとなった今日の試合ですが、磐田に同点に追いつかれた時にはドローを覚悟しました。
前半先制しいい流れだったとはいえ、決定機を何度も逃す少し嫌な試合でした。
そんな中で同点に追いつかれ、その後も試合を支配しながらもゴールがこじ開けられない時間が続きました。
圧倒的に両サイドを支配し素晴らしいクロスを何本も入れながらもポストに嫌われたり、相手ゴールキーパーのビッグセーブもありながらも加藤のゴールで勝ち越し、そのまま勝ちきったサンフレッチェの成長を感じる試合でしたね。
特に攻撃面では中野と松本、川辺の働きがチームを救いましたし、この3選手の運動量には頭が下がりますね。
中野は前節2アシストという文句なしの活躍を見せましたが、今節はアシストこそなかったものの前節以上の活躍だったのではないでしょうか。
前半はWBで攻守にわたりサイドを支配し、積極的なドリブル突破から決定的なシーンを何度も演出。
後半はストッパーにポジションを変えながらも、果敢な前線への飛び出しから決定機を演出。
本当にここまでスーパーな選手になったのだと改めて感心させられるパフォーマンスでしたし、逆に中野に出来ないことは何なのか教えてほしいくらいに何でも高いレベルで熟す選手ですね。
そして松本泰志と川辺の両ボランチのパフォーマンスも見事。
前半ボランチでコンビを組み、後半は松本がシャドーに入りましたが、前半途中から試合を支配し続けられたのもこのコンビの活躍があったからこそです。
松本泰志のボランチでのプレーに関してはこれまでそれほど評価していませんでしたが、今日は松本のボランチでのプレーは素晴らしかった。
守備こそ少し難があるものの、今日は低い位置での落ち着いたボールさばきが光っていました。
慌ただしい試合展開でしたが、低い位置で松本にボールが収まれば安心しましたし、持ち前の前線への飛び出しも相変わらず見事と言うしかありません。
逆に後半松本がシャドーにポジション変更してから磐田に流れが行ったように思えるほ松本のボランチでのプレーはこれまで見たことがないくらいに落ち着きがありプレーが非常に冴えていたと思います。
川辺に関してはセカンドボールの回収、前線に積極的に顔を出しチームを助けるなど献身的なプレーが光りました。
特にこれまでの試合以上にペナルティエリアに侵入することも多く、厚みのある攻撃が出来たのも川辺の献身的なプレーがあったからこそです。
正直海外移籍する前までの迫力は感じませんでしたが、川辺の攻撃力が徐々に発揮されつつありますね。
あとは途中出場のピエロスのポストプレーがかなり効いていましたし、シュートこそ残念なことが多いですが、ピエロスのポストプレーがなければかなり苦しい試合になったのではないでしょうか。
逆にトルガイ、ゴンサロがそれほど目立ちませんでしたが、要所ではしっかり起点となるプレーをしてくれましたし、次節以降の活躍に期待したいところ。
そして守備陣もよく踏ん張りました。
特に今日は先制ゴールを決めたキャプテン佐々木に攻守で助けられましたし、荒木も佐々木と協力しながら磐田攻撃陣をしっかりと封じてくれました。
失点に関してはデザインされたコーナーキックからやられてしまいましたが、それ以外では大迫を含めた守備陣が危ないシーンこそ作られながらも最少失点でよく抑えてくれました。
ドローも覚悟した今日の試合、残留を争う磐田相手にしっかりと勝ちきることが出来たのはチームとして成長の証でしょう。
マルコス・ジュニオールも戻ってきて選手層も開幕前と比べると信じられないほど厚くなったのも影響しているのでしょう。
先に試合を終えた2位の神戸が勝負強さを存分に見せつけたあとの試合となりましたが、サンフレッチェも負けていませんね。
正直言って昨シーズンチャンピオンも取った神戸のほうが勝負良さの面では一枚上手だと思いますが、現在首位とはいえ何とか最後まで食らいついていくしかありませんね。
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