アウェーで行われた徳島ヴォルティス戦で4-2で勝利し、2021シーズンが終了しました。
ホーム最終戦となった先週の試合では情けない結果に終わりましたが、流石に降格圏に沈む徳島相手何とかかんとか勝つことが出来ましたね。
それでも今日の試合もサンフレッチェのチームとしての脆さ、選手個々の脆さがあらわとなり、課題ばかり残るシーズンとなりました。
今シーズン城福監督のもと若手の成長、活躍に期待していましたが、結果的にこれといった若手が台頭したわけでもなく、チームとしてもパッとしないシーズンでした。
城福監督解任に関しては遅すぎた印象でしたね。
しかしながら最悪の監督だったわけでもなく、チームの成長を感じさせてくれることも多々ありました。
特に2019シーズン、ACLでの戦いはあまりにも素晴らしかった印象しかありません。
初戦の広州恒大に負けただけで、あとのすべての試合に勝利し、危なげなくグループリーグを突破。
森保監督時代と同じく控え中心の戦いでありながら、相手にフィジカルに日和ることなく、バチバチに対等に戦えていたことは驚きでした。
就任当時からフィジカル強化に取り組んできた成果を感じることが出来ました。
森保監督時代のサンフレッチェは上手いけどひ弱な印象がありましたが、ここまでタフなサンフレッチェを見たのは生まれて初めてというくらいの衝撃でした。
しかし、あまりにも頑なな選手起用、監督の戦術不足もたたり、今シーズン退任という形となりました。
ここ数年の若手の抜擢には感謝していますが、城福監督では上を目指せないのは明らかでした。
しかし、城福監督だけの責任ではなく、城福監督に抜擢された若手もあまりにも乏しい才能ばかりだったことも大きな要因ですね。
チャレンジ精神のかけらもない無難なプレーばかりで、向上心も感じない選手ばかりです。
ユースの育成の問題点も浮き彫りとなり、チームとして結果を残すのは大事ですが、個の能力を伸ばす努力もより一層求めたいですね。
来シーズンはミヒャエル・スキッべ新監督のもと再スタートをするサンフレッチェですが、久々の外国人監督は楽しみです。
未知数といえばそれまでですが、良くも悪くも選手をフラットに見てくれるでしょうし、チーム内の序列も大きく変わりそうな予感です。
監督して実績がほぼないことは気になるところですが、育成に定評があるということで、一からチームを変える監督にはもってこいなのではないでしょうか。
ここ数シーン何の意味もないシーズンを送ってきたサンフレッチェですが、来シーズン結果はともかく、チームも選手個人も成長しなければ話になりませんね。
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