アウェーで行われた地域リーグラウンド第1節長崎戦は3−1で見事開幕戦を勝利しました。
秋冬制への移行期間を利用した約半年の特別なシーズンの開幕となり、新監督ガウルの初陣となった注目度の高い今日の試合でしたが、無難に戦ってしっかりと勝利を掴み取ったという印象ですね。
前半に中野のゴールで先制するという良い流れから後半、新加入のストライカー鈴木章斗の素晴らしいゴールで追加点。
更に大迫の東へのフィードから東のクロスを川辺が決めダメ押し。
終盤失点してしまいましたが、いい意味で反省点も残しながらもしっかりと勝ちきり、ガウル監督の初陣を飾ったことは非常に大きかったのではないでしょうか。
試合を振り返ると、序盤は非常に固い試合でしたね。
両チームともロングボールを蹴り合う試合となり、落ち着かない序盤戦。
しばらくしてサンフレぺースで試合を進められましたが、ガウル監督の目指すサッカーの片鱗こそ見れたものの、個人的には物足りない印象が強く残った試合でした。
ビルドアップの部分は明らかにスキッべ監督時代と変わり繋ぐ意識は強くなったとはいえ、やはり何年もビルドアップを放棄してきたチームに一からビルドアップを叩き込むのは至難の業といったところでしょうか。
個々の意識自体はかなり変わったと確信できるくらいの変化は感じましたが、それぞれの選手の個の能力はいきなり上がるわけでは当然ありませんし、息苦しいパス回しは昨シーズンまでと変わらない印象でしたね。
しかしながらゴールキーパーへのバックパスがほぼ無くなったことは好印象でしたし、長崎の前線からのプレスがなかったからとはいえその部分の変化は小さいようで大気なものとなるでしょう。
怪我人続出のディフェンスラインで不安があったものの、山﨑、キムジュソンも安定感がありましたし、塩谷いることで安心感も生まれました。
失点の場面での寄せの甘さなど山﨑への評価は難しいですが、無難にプレーしたことをとりあえず評価したいですね。
シャドーでスタメン出場した小原もスキッべ監督時代冷遇されてきましたが、このチャンスをモノにすべくそれなりにやれていたと思います。
ドリブルでの仕掛けの部分や守備の強度の部分はかなり物足りないと言わざるを得ませんが、サンフレッチェではかなり貴重なドリブルでボールを運べる選手なのでなんとか戦力になってもらいたいところ。
新加入の鈴木はもう何も言う必要がないくらいのプレーでゴールも決めましたし、鈴木が下がってからチームのインテンシティが下がったこと自体が鈴木の貢献度の高さを物語っていました。
そして浦和への完全移籍から1年で戻ってきた松本泰志の貢献度も非常に高かったですね。
田中聡という絶対的なボランチの選手がドイツへ移籍しましたが、田中聡と同じとは決していえませんが、田中聡に負けず劣らずの貢献度を見せました。
昨シーズンチームに足りなかった2人目、3人目の動きをしっかりと意識していましたし、ポケットを積極的にとりに行く選手がいることで連動性も生まれていましたね。
あとは悪い部分をあえていうのであれば、トルガイを戦力として見なすことはやめないといけないでしょう。
途中出場とはいえ全くといっていいほどボールに絡めず、もっさりとした動きで足を気にしながらプレーを続けている限りトルガイを頼りにすべきではないでしょう。
ここからコンディションをいくら上げようともケガ前の状態に戻ることはなさそうですし、残念ですが年齢を考えてもかなり厳しいと言わざるを得ません。
ジャーメイン、加藤にしても足元の技術がおぼつかないシーンがかなり目立ちましたし、技術的な面でこれから向上心を持ってレベルアップしていかないと競争からこぼれ落ちそうな予感もありますね。
今日の試合物足りない面が目立ったとはいえ、チーム全体の連携、戦術の浸透が進めばある程度変わってくるとは思います。
体力の温存や戦術の変更とはいえ、無駄にブロックを作って5バックにする必要性も感じない試合で、3−0とリードを広げた終盤はかなりダレた試合となり結果的に押し込まれる要因にもなりましたし、その部分の修正をどうやっていくのか注目したいですね。
リスクを負ってでもマンツーマンディフェンスをする機会を増やして攻撃面を強化するのか、うまくいっている限りはこのままの守り方を続けていくのか。
ガウル監督のやりたいサッカーの片鱗は見られましたが、ACLと、ホーム開幕戦でどんな変化を見られるのか楽しみでなりません。
にほんブログ村


0 件のコメント:
コメントを投稿