いよいよ2020シーズンが始まりました。
リーグ開幕戦ホームで鹿島アントラーズを迎えた試合でしたが、先週のルヴァンカップでの勢いそのまま、難敵鹿島を3-0で破り新たなサンフレッチェの船出に相応しい試合でした。
前半20分にドウグラスが先制点を奪い、立て続けに前半25分にはペレイラのゴールで点差を広げ、後半39分に森島のゴールでダメ押しする理想的な試合展開となりました。
特にワントップツーシャドーの3選手が開幕戦にゴールを決めたことは非常に非常に大きいですね。
更には点の奪い方も素晴らしく、キャンプで取り組んできた高い位置でボールを奪いショートカウンターでの得点が目立ったこともチームにとって非常に大きなものになりました。
今日は比較的早い時間帯に2点を先行したことで、鹿島もなりふり構わず圧力をかけてきましたが、チーム全体体を張った守備で0に抑えたことも良かった点ですね。
あれだけボールを支配されながらも集中力を切らすことなく、よく守り抜きました。
3バックの安定感、連携はJ1屈指だと思いますし、個の力も十分にあります。
守備に関しては全く心配はしていませんでしたが、今日のところは稲垣の穴を感じさせない戦いぶりだったと思います。
青山はチームを落ち着かせるプレーをし、川辺はピッチを縦横無尽に走り続け、攻守に渡って可能性を感じさせるプレーを見せてくれました。
昨シーズン終盤はシャドーでプレーすることも多かったですが、やっぱり川辺にはボランチが合っています。
そしてなんと言ってもゴールを奪った前線3選手はよくやりました。課題である得点力不足解消に向け、いいスタートを切りましたね。
ペレイラをワントップで使い、ドウグラスをシャドーに使う布陣も今の所上手く行っていますし、そこに森島も加わりベストな布陣だと思います。
フィニッシャーのペレイラ、献身的な守備とキープ力のドウグラス。両外国人の特徴が違いますし、更に連携を深めていけば面白い前線になると思います。
3-0という言うことないの開幕戦となりましたが、鹿島の成熟度が低かったこともこの快勝に繋がったと思います。
試合も終始支配され、1点でも返されたら試合がどうなっていたかわかりませんし、手放しで喜べるような内容ではなかったのも事実かもしれません。
それでもキャンプでの成果を発揮し、チームが目指す攻撃の形で得点を奪ったことは嬉しい限りです。
そして昨シーズンと同じく城福監督にはチーム内競争を煽って、引き続きチームの底上げを図ってもらいたいです。
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