プロ野球開幕に続き、ついについにJリーグも4ヶ月ぶりの再開を迎えました。
再開後初戦の相手はタレント揃いのヴィッセル神戸でしたが、前半ペレイラの開幕戦に続いてのゴールで先制し、後半早々に前半途中から出場した浅野のJ1初ゴールで追加点。
更に後半36分にはペレイラの2点目が決まり3-0で見事勝利しました。
開幕戦素晴らしい試合を見せ、今シーズンの期待感も増し増しになっていたところでの中断でしたが、中断期間など関係なしのサンフレッチェの戦いぶりでしたね。
戦前の予想通りボール支配率こそ圧倒されましたが、それを全く感じさせない危なげない試合運びというよりもサンフレッチェが神戸を圧倒したと言える試合だったのではないでしょうか。
前半攻撃の柏がアクシデントで交代した時はヤバいと思いましたが、代わりに入った浅野が川辺の絶妙なパスからプロ初ゴールを決めるなど、いい流れが来ていました。
しかし守備面ではかなり課題が多く、後半に懲罰交代みたいな形でピッチを去ったことは残念でした。
そして今日のヒーロー、ワントップのペレイラにしても流石ストライカー、フィニッシャーというようなボジショニングで開幕戦に続いてのゴールでチームを勢いづかせる大きな役割を果たしてくれたことも大きかったですね。
長らくサンフレッチェに不在だったゴールへの嗅覚のあるストライカーの出現は喜ばしい限りです。
そして攻守に渡り大活躍を見せた川辺の働きも見事。
今シーズンは全盛期の青山のように、中心選手としてやってもらわないと困る選手にまで成長し、たった2試合終わっただけですがポテンシャルの高さを存分に発揮しています。
点を取るためにはボランチの攻撃参加は不可欠で、運動量も人一倍要求されるポジションですが、今日もピッチを縦横無尽に走り回り、しっかりと点に繋がるプレーでチームに貢献してくれました。
そして歴代最強のディフェンス陣も固さを見せ、神戸を寄せ付けませんでした。
前半の荒木のビックプレー、更に大迫も安定したセービングで2試合連続のグリーンシート。
本当に速さ、強さ、高さ、連携、タフさ、どれをとってもサンフレ史上最高のディフェンス陣です。
今日は見ている方も忖度ジャッジでイライラさせられることが多く、選手はもっとジャッジに苛立っていたと思いますが、そんな中でも冷静になってプレーしてくれたと思います。
明らかに不当なイエロカードを貰ったことは憤りを感じますが、選手層が厚くなったサンフレッチェならへっちゃらでしょう。
残念なことに柏が長期離脱しような雰囲気が漂っていますが、柏が帰ってくるまで乗り切れるだけのチーム力がついてきたと思います。
一昔前までのサンフレッチェなら、柏離脱でシーズン終了というのが大袈裟ではないほどの薄い選手層でしたが、昨シーズンから継続している競争力が今のサンフレッチェにはあります。
2試合連続の3-0という結果は素晴らしいとしか言えません。
圧勝したとはいえ当然課題も残る試合となりましたが、その課題を消化する過程を楽しみにさせるほど今のサンフレッチェは見ていて面白いです。
サッカーのある日常が帰ってきたことは嬉しい限りです。
もっと地元メディアもサンフレッチェを取り上げてくれー。
にほんブログ村
0 件のコメント:
コメントを投稿