エディオンスタジアムで行われた横浜F・マリノス戦は1-3で敗戦。
それなりに善戦したとはいえ、実力通りの内容と結果だったのではないでしょうか。
試合を振り返ると、前半の途中までサンフレッチェはいい試合運びをしていました。
相手のハイプレッシャーをかいくぐり、絶妙なパスからカウンターを何度も仕掛け、チャンスも多く作っていました。
前半8分のゴールシーンも見事なもので、土肥のクロスを東が合わせ、ポストに当たって跳ね返ったボールをドウグラスが押し込み先制。
ここ2試合見違えるような活躍を見せていた東のセンスが光ったシーンで、ドウグラスも上手く押し込んでくれました。
その後、マリノスのラフプレーにより土肥が負傷交代してから試合が一変し、一方的に押し込まれる展開が続きました。
更にゴールキーパーの大迫のドタバタプレーにより流れが完全にマリノスに行き、前半36分と試合終了間際に失点し逆転される厳しい展開。
後半も流れは変わらず、一方的にマリノスにいいようにプレーされまた失点し、そのまま試合終了。
2位のマリノス相手に力の差を見せつけられましたが、絶望するほどの試合ではありませんでした。
特に東はここ数試合のパフォーマンスと変わらず、積極的なプレーからゴールを狙うなど可能性のあるプレーをしてくれたことは非常に喜ばしいですね。
チームとしてもマリノスの激しいプレッシャーにある程度は対抗出来ており、フィジカル面ではそこまで差は感じませんでした。
しかしながら、チーム力の差、個の能力の差はかなり感じさせる試合でした。
監督、チーム戦術の差は言うまでもなく、マリノスに敵うわけないのは当然ですが、スピード、アジリティの差がこの試合の勝敗を左右させるほどマリノスの選手は速かった。
単純に選手一人一人の足の速さも違いますし、判断の速さ、カバーの速さは段違いでしたね。
サンフレッチェの選手はマリノスの選手と比べるとスローモーションで動いているのではないかと錯覚するほどモッサリしていました。
ボールを受けてからパスを出すまでのスピード、シュートに持ち込むまでのスピードなにもかもサンフレッチェを凌駕して圧倒していました。
サンフレイレブンのスピードのなさは今まで何度も言及してきましたが、ここまでの差を見せつけられたのは久々でしたね。
やはり最低限のスピードを持った選手でないと世界は勿論、Jリーグでも戦えないことがプレーしている選手と見ているファン、サポーターも痛いほど分かったのではないでしょうか。
特に今のサンフレッチェは単純に足の速い選手がほとんどおらず、アジリティの低い選手ばかりです。
足元の技術が秀でていればスピードの無さをある程度カバー出来ますが、そんな選手も全くいない状況です。
それどころか止めて蹴るという基本的な技術がプロレベルに達していない選手ばかり。
そんなチームが勝てるような相手ではありませんでした。
マリノスのラフプレーにイラつきましたが、見ていて気持ちいいほどスムーズでスピーディーなプレーを見せつけられましたね。
妥当すぎる試合結果となりましたが、東の活躍も見れましたし、土肥にも可能性を少し感じましたし、次の試合に向け切り替えてもらいたいところです。
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