エディオンスタジアムで行われた鹿島アントラーズ戦は3-0と見事な快勝でした。
ここ数試合、いい試合もありながら勝ち点3を逃してきましたが、格上と言ってもいい首位鹿島相手に結果、内容ともに文句のつけようがない試合でした。
前半から危ないシーンも多々ありながらもサンフレッチェが試合を支配し、見事な連携から何度も鹿島ゴールを脅かしました。
序盤は決定機を逃し続け、少し嫌な雰囲気もありましたが、前半38分に柏のゴールで何とか先制点を奪い、後半は満田18分には素晴らしいゴールで待望の追加点。
そして、後半34分には試合を決定づける柏の今日2点目のゴール。
首位鹿島相手に3ゴール、更には無失点と見ていて本当に気持ちよくなる試合でした。
中でも今日はフォーメーションを少し変えて挑んだ試合で結果を残したことも大きな成果でしたね。
3バックの右に塩谷を入れ、ワンボランチ気味のポジションに野津田を配置。
そして2トップにはジュニオール・サントスとベン・カリファの両外国人。
しかしながらシャドーの森島がボランチに降りてくることも多かったり、ポジションに拘ることなく、流動的にポジションを変えて戦うなど、見ていて面白い戦い方でした。
前線の人数を増やすことで、更に効果的なプレスも増え、鹿島を翻弄してくれました。
初スタメンとなったベン・カリファもまだまだフィットしているとはいえないパファーマンスでしたが、しっかりと可能性を感じるプレーを見せてくれました。
ジュニオール・サントスとのコンビは合ってないと感じることも多かったですが、これから試合を重ねるに連れて違った一面も見られることでしょう。
そして、今日は2ゴールを奪った柏の活躍も見事でしたが、満田、藤井の若手コンビがチームの起爆剤となったことは明らかでした。
満田は前線からの守備は勿論、貴重な追加点となった2点目のゴールが素晴らしかった。
味方の上がりを待たず自分で持ち上がり、しっかりと仕掛けてやりきりました。
試合を重ねるごとに自信を掴んできて、持ち前のシュートセンスも存分に発揮しつつあります。
数年前の森島を思い出させる活躍で、チームになくてはならない選手にまで成長しました。
藤井に関してはもうミキッチそのものですね。
とにかくボールを受けたら縦へ縦へと仕掛け、時には中へ切り込んで強引なシュート。
クロスの精度が曖昧なことや、シュート精度が低いのもご愛嬌。
ミスも多くありますが、藤井が積極的に仕掛けることで相手サイドの攻撃も抑えることが出来ましたし、とにかくチャレンジ精神を称えたいです。
ここまで気持ちいいくらいに仕掛ける選手です。
今日は首位鹿島との戦いとなりましたが、マリノス戦と同じ様に格上相手に怯まず真っ向勝負で見事な戦いぶりでした。
勝ち負けよりもそれが一番嬉しいです。
ここ数試合の反省点も活かし、フォーメーションを臨機応変に変えるなど、スキッべ監督の臨機応変な戦術も見られ本当に言うことなしの試合でした。
選手も暑い中連戦でキツイと思いますが、最後まで全力で走り続けてくれましたね。
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