敗戦から学びを得よう J1 第11節 vs. 柏レイソル

2022年5月3日火曜日

Soccer

t f B! P L



エディオンスタジアムで行われた柏レイソル戦は1-2で負けてしまいました。

今日はクラブ創立30周年記念試合という大事な試合で、多くのファン、サポーターが集まりましたが、残念すぎる逆転負けでしたね。


前半にジュニオール・サントスの今シーズンリーグ戦初ゴールで先制しながらも、後半柏の粘りに根負けしてしまいましたね。

今日の試合は、前半はサンフレッチェペース、後半は柏ペースで進んだ試合でしたが、前半追加点を奪えなかったことが全てだと思います。

後半はサンフレイレブンは明らかに疲れが見え、柏に運動量も上回られ柏ペースで前半とは全く逆の展開になりましたが、柏は2点奪う決定力があったというだけです。


前半のサンフレッチェは見事な連携から何度も柏ゴールを脅かしましたが、あと一歩追加点まで行きませんでした。

塩谷、野津田の両ボランチがスタメンに復帰し、明らかにチームの攻撃力は上がっていましたが、やはり決定力に泣きました。

ジュニオール・サントスも前節屈辱の途中交代がありながらも、しっかりとゴールという結果こそ残しましたが、もっと上のレベルを求めたいところ。

森島、満田といったシャドーの2人にしても、随所にいい動きを見せ柏ゴールを脅かしましたが、平均点以上の活躍をしたかといったら微妙なところです。


全体的に前半のサンフレッチェはマリノス戦とまではいきませんが、ここ数試合とは比べ物にならないくらいにいいサッカーをしていました。

裏への抜け出しも頻繁に見られ、塩谷、野津田もその動きに応えるパスが多く、非常に攻撃が活性化されていました。

しかし、追加点があまりにも遠かった。

きれいな崩しをしても決定力がない。

無理の利く選手が前線にいないとゴールをこじ開けるまで至らないことを改めて実感させられました。


森島も満田もバイタルエリア付近でもっと仕掛ける動きを求めたいですし、泥臭くでもいいので相手の脅威となる動きをしないといけませんね。

ワントップばかりに決定力を求めず、2シャドーに入った選手にも決定力を求めないと変わりません。

攻撃に関してはやっていることは間違っていませんし、これを継続しながら選手個々のレベルを期待するしかありません。


問題なのは守備陣です。

ここ数試合と同じように見ていて安心できない不安定な守備でした。

ラインを高く保っていることで裏を狙われるのは仕方ないことですが、それにしても守備陣の対応が追いつかない場面があまりにも多かったです。

メンバーが固定されていることで、正直疲れがかなり溜まっているようにも見えました。

3バックだけではなく、ボランチの責任も大きかった今日の試合ですが、もっと柔軟にメンバーを変えることが必要でしょう。


そしてシステムに関しても4バックなど新たなシステムへの変更にも期待したいところです。

現状の3バックでも十分に良いサッカーを見せてくれていますが、3バックの限界もここ数シーズン見てきただけに、スキッべ監督がどれだけ引き出しをもっているのか注目したいですね。


何度も言っているように、今のサンフレッチェは成長過程のチームです。

決して優勝できるようなチームではありませんし、降格するほど弱くもない。

ちょっと勝ちが遠のくと降格を意識する人がワラワラ出てきますが、絶対はありませんが、それほど心配する必要はないでしょう。

それよりも高齢化してきているチームをどう若返らせるのか、そして自分たちのサッカーを確立させることが重要です。


今日の試合のように良いサッカーをしながらも負けることも当然あります。

しかし、目の前の勝利に固執するあまりに昨シーズンまでのような意味のないシーズンを送るのはやめないといけません。

敗戦から監督も選手も学びを得ればいいだけ。

今やっている攻撃的なサッカーを断固継続しつつ、魅力的なチームへと変貌することが願いです。

 

にほんブログ村 サッカーブログ サンフレッチェ広島へ
にほんブログ村

自己紹介

自分の写真
広島カープ、サンフレッチェ広島、広島のことや気になることなど。

ラベル

このブログを検索

お問い合わせ

名前

メール *

メッセージ *

QooQ