妥当な結果 J1 第10節 vs. 清水エスパルス

2022年4月29日金曜日

Soccer

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アウェーで行われた清水エスパルス戦は2-2のドローに終わりました。


前半に先制されながらも後半23分森島のゴールに追いつき、すぐに勝ち越しを許しながらも後半35分に柏のゴールで同点。

そのまま逆転勝利を願いましたが、そのまま試合終了となり2試合連続のドローとなりました。

新外国人のナッシム・ベン・カリファの加入。

塩谷、野津田の復帰と好材料が整いながらも残念な結果に終わってしまいました。


しかしながら、対戦相手の清水も降格圏に沈んでいるチームとは思えないくらい良いサッカーをしていました。

シュート数、ボール支配率こそ上回りましたが、サンフレッチェが清水を圧倒していたわけでもなく、どちらに転んでもおかしくない非常に拮抗した試合でした。

特に清水の外国人選手はかなり機能しており、2ゴールを奪われたチアゴ・サンタナの決定力には脱帽でしたね。

サンフレッチェも2度リードを許しながらもなんとかドローに追いついたことは評価しないといけませんが、それほど褒められた内容でなかったことは自覚しないといけません。


特にスタメンで出場し、前半で交代させられた両ボランチの東、松本は残念でしたね。

塩谷、野津田の離脱によりチャンスを与えられた両選手ですが、今日を含めここ数試合の内容からしてみても、代えられるべくして代えられた屈辱をこの先どう活かすのでしょうか。

2人とも明らかに力不足なのは否めませんが、東に関してはボランチではなくサイドでの起用に期待したいところです。


そして、その2人に代わって後半から出場した塩谷、野津田の働きにより明らかにチームの動きが変わりました。

所々細かいミスは目立ちましたが、中盤の核としての役割を十分に果たし、チームを活性化させてくれました。

この2人の活躍なしにドローはなかったと思わせるくらいの存在感でした。

スタメンで起用していれば違った結果になったかもしれませんが、過密日程が続くゴールデンウィークの戦いに備えてのことでしょう。


そして気になるのはディフェンス陣。

荒木のパスミスから失点などもありましたが、最近はどっしりと構えられない試合が目立ちます。

スキッべ監督になり、ラインと高く保つことで自ずとピンチが増えることはしょうがないことですが、それにしても対応が追いつかない場面が非常に多くなりました。

一対一の守備ではある程度対応できていますが、相手のパスワークに翻弄されマークを外されることが多く、かなり危なっかしい守備が目に付きますね。


荒木に関しては前節磐田戦でも致命的なミスから失点を犯すミスをしており、2試合連続同じように致命的なミスをしています。

だからといって荒木への信頼は揺らぐことはありませんが、3バックを固定し続けることにも賛同しかねますね。

もっと住吉や今津といった他の選手にもカップ戦だけでなく、リーグ戦の出場チャンスを与えるべきですし、野上、佐々木に対しても競争を煽らないと成長はありません。


ワントップはベンカリファの加入により選択肢も増え、競争も激しくなっていますし、2シャドーの選手にしても、もっと得点力を求めたいところです。

森島は得点こそコンスタントに取っていますが、それ以外のプレーに関しては毎試合平均点を超えることもなく、平均点以下のプレーをしているわけでもなく、批判も称賛も出来ない微妙なプレー内容が続いています。

満田もルーキーとはいえ、大卒の選手ならもっと多くのことを求めたいですね。


左サイドの柏にしてもそうですが、変に各ポジション固定されすぎていることが気になります。

サンフレッチェは戦力が充実しているとは決して言えないチームで、これから羽ばたいていく成長段階のチームなのは明らかですし、もっとチームに競争力を求めないといけません。

攻撃のパターンも、昨シーズンまでのサイド攻撃一辺倒のサッカーに立ち戻ったように感じることも多いです。

しかし、昨シーズンのような絶望感はなく、点を取られてもまあ追いついてくれるだろうと思わせる期待感のあるチームに成長しているのは喜ばしい限りです。


一歩一歩チームが前進していることを実感していますが、だからこそもっと上のレベルを求めてチャレンジするチームに成長してもらいたいですね。

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