決め手に欠く　J1 第13節 vs. 浦和レッズ

アウェーで行われた浦和レッズ戦は0－0のドローに終わりました。

試合を振り返ると、ほぼ互角の内容で、両チームともシュートは打てど入らず決め手を欠く内容でしたね。

前節首位鹿島相手に素晴らしいサッカーを見せてくれましたが、浦和相手にはそこまでサンフレッチェのサッカーがはまらず重苦しい試合展開でした。

浦和の最終ラインからのビルドアップが上手いこともあり、プレスに行っても上手くいなされることもあり、極端なハイプレスも今日は見られず。

守備面では何度かかなり危なっかしい守備がありましたが、大迫の好セーブにも助けられ、何とか無失点に抑えられたことは良かったです。

正直負けてもおかしくない試合で、サンフレッチェも決定機こそ何度もありましたが、総合的に見て浦和の選手のほうが優れていた点が多く、ドローで良しとしないといけないのかもしれません。

毎試合マリノス戦や鹿島戦のような戦いができればベストですが、まだ手探り状態でチームの土台を作っている段階だということを理解しないといけません。

前節から始めたジュニオール・サントスとベン・カリファの2トップにしても連携不足であったり、相性の問題も見えてきていますし、試行錯誤しながらチームを成長させてもらいたいところです。

2人ともしょうもない無駄なファールが多いのも気になりますし、両方をスタメンで起用すると交代選手の層の薄さが浮き彫りになるのも問題ですね。

攻撃に関しても、チグハグなシーンも多々あり、サイド攻撃に固執しすぎです。

2人目3人目の動きがあまりなく、結局サイドで人数をかけてシンプルにクロスを上げ続けてたところで可能性は感じません。

もっと積極的に中から仕掛ける選手がいないとそう簡単に相手の守備網を崩すのは簡単ではありませんしね。

あとは簡単なプレーをミスすることも多く、決定的な場面でのパスミスやボールタッチミスを減らしていかないといけません。

やはりサンフレッチェの選手は全てのポジションにおいて足元の技術がかなり不足しています。

今日のように雨でスリッピーなピッチになればなるほど、相手チームとの足元の技術の差が明白ににりますね。

細かいミスで決定機を何度も逃していましたし、そこは個人の意識の問題であったり向上心を持って取り組むしかありません。

まだまだ成長段階のチームです。

いい試合、悪い試合も当然ありますが、着実にチーム力は上がってきていますし、次の試合に期待しましょう。