ピースウィングスタジアムで行われた柏レイソル戦は2-0で勝利しました。
前半38分に果敢なオーバーラップを見せた中野の素晴らしいシュートで先制し、後半20分には素晴らしいパスワークで抜け出した松本のクロスからオウンゴールが生まれ追加点。
その後は相手がドグソで退場するものの追加点は奪えず試合終了。
この勝利で30年ぶりとなる6連勝となり、新スタジアムで歴史的な記録に並んだことになります。
終わってみれば危なげない試合でしたが、選手は連戦でターンオーバーもなく疲労困憊でしたね。
前半はこの猛暑の影響で両チームともに体力を温存しつつ機を見て攻め上がる展開。
それでも両チームともに決定機が生まれるなど柏の外国人の個人技とオリンピック代表の細谷にゴールを脅かされました。
連勝こそしているものの、今シーズンはディフェンスは結構ザルになるシーンも多く簡単にペナルティエリアに侵入されるなど集中力を欠くことが非常に多いように思えますね。
それでも大迫を中心に体を張ったディフェンスでゴールを許さなかったことは素晴らしい限りです。
そして中野の攻守にわたっての活躍は言うまでもなく素晴らしいもので、攻撃が停滞しているときの果敢なオーバーラップのタイミングはあまりにも絶妙。
サンフレ黄金期を支えた全盛期の塩谷のようなプレースタイルと攻撃力と守備力を兼ね備えた選手がチームを救ってくれています。
攻撃陣に関しては特に加藤と松本のプレーが光っていました。
加藤はピッチを縦横無尽に走り回り、攻守にわたり献身的にチームを支えていました。
ポストプレーもしてドリブルでも仕掛け、前線でボールもキープして柏の選手を退場に追い込む素晴らしいドリブル突破も見せ、オールラウンドに活躍してくれました。
ゴールというご褒美こそありませんでしたが、ゴールと同じくらい価値のあるプレーを見せてくれました。
松本にしても今日は変に軽いプレーもなく、気の利くポジショニングと前線への飛び出しで攻撃のアクセントとなりゴールこそなりませんでしたが、決定的なシュートも見せチームの攻撃を牽引。
オウンゴールを誘うクロスも良かったですし、いつも以上にやりたいことが出来たのではないでしょうか。
一方の満田は何もかもすべてのプレー選択が間違っていましたし、適当なプレーでチームを危険にさらす最悪のパフォーマンスでした。
連戦で疲れもありコンディションも悪かったとはいえ、あまりにも雑なプレーと凡ミスが目立ち満田がボールを持っても可能性を何も感じませんでした。
勝ったからいいものの、もっと早くにベンチに下げるべきでした。
あとは途中投入されたドウグラス・ヴィエイラが何度も決定機を演出するなど、本来のパフォーマンスを見せたことも良かった点ですね。
新外国人フォワード獲得の噂が出ていますが危機感を覚えたのか、昨シーズン良かった頃のようなプレーで流石というポストプレーとキープ力でしたね。
そしてもっと早くに投入すべきだった中島とアルスランは短い時間ながらも見せ場を作りますね。
サンフレッチェにおいて数少ない個人技で違いを生み出せる中島とアルスランのプレーはもっと長い時間見たいところです。
30年ぶりの6連勝となった今日の試合ですが。あまりにも保守的な采配でターンオーバどころか選手交代もかなり遅く、選手の頑張りがあったからこそ勝ち取った勝利ですね。
このまま連勝の勢いのまま首位追撃と行きたいところですが、選手の疲労と怪我にも気を配らなければなりませんね。
にほんブログ村
0 件のコメント:
コメントを投稿