ピースウィングで行われたFC東京戦は3-2で勝利しました。
前半5分にトルガイのゴールで先制し、更に前半32分にもトルガイがゴールを決め追加点。
後半には松本が獲得したPKをトルガイが落ち着いて決めてハットトリック。
その後はFC東京に2点を返されましたが、なんとかリードを保ち試合終了。
これでクラブの歴史を塗り替える7連勝を達成し、得失点差で町田を追い抜き首位となりました。
クラブ記録となった7連勝を達成した今日の試合ですが、内容的にはあまり良くなかったですね。
後半2点を返されたからというわけではなく、前半から少し選手に迷いがあるように思えましたし、ボールを保持しながらもなかなか攻撃の形が作れなかったのは残念でした。
得点のシーンは運良くトルガイにボールが転がりトルガイの個の力でゴールすることが出来ましたが、チームとして良い攻撃が出来たとはお世辞にも言えない内容でした。
3-0となりオープンな試合になりサンフレッチェも追加点が何度も奪えるシーンがありながらも結局追加点が奪えなかったことがチームとしての攻撃の形がなかった証拠でしょう。
決定機を何度もモノにできずFC東京に流れが行くのは当然のことで、この結果と内容はある程度予想できるものでした。
決して代わって入った選手が悪かったのでもなく、前半からチーム全体として集中力が散漫としていましたし、今日は判断が悪い選手も多く変なミスがいつもより多かったように思えます。
後半の決定機を逃し続け相手に流れを渡したところから全てが始まっただけであり、選手交代で流れが変わったわけではありません。
しかしながら、過密日程により疲労が蓄積している選手も多くいるのでしょうがないでしょう。
それでもしっかりと勝ちきるのは流石の一言。
そして今日はトルガイのいい意味で呆れるほどの決定力に助けられました。
ウタカ以来の衝撃を受けた外国人選手ですし、こんな選手がサンフレッチェに来てくれたことに感謝しかありません。
特に今日はトルガイの個の力がなければ勝利することは出来ませんでしたし、チームが機能していない時はやはり選手個々の個の力が必要ですね。
サンフレッチェには数少ない違いを生み出せる選手です。
本当に笑っちゃうほど素晴らしい活躍を見せくれていますが、このトルガイを活かせる選手が少ないのが残念です。
ハットトリックという素晴らしい結果を残しましたが、もっと他の選手特に前線の選手の頑張りに期待したいところです。
クラブ記録7連勝を達成した今日の試合、内容的には課題ばかり残る試合となりましたが、逆にそれで良かったと思います。
この連勝がいつまでも続くとは思いませんが、この勢いを止めないためにも課題を少しずつ消化しながら戦ってくれるでしょう。
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