期待するのはやめましょう　J1 第25節 vs. 川崎フロンターレ

エディオンスタジアムで行われた川崎フロンターレ戦は1－1のドローに終わりました。

今シーズン負け無しの首位川崎が相手ということで、負けが確実視された試合でしたが、前半の柏のゴールが効きましたね。

特に前半の川崎は負け無しのチームとは思えないチームで、ボールは支配するものの勢いも怖さも感じられませんでした。

サンフレッチェはシャドーに柴崎が入ったことにより、前線でボールも収まり、落ち着きもあり前節とは見違えるような戦いぶりでした。

それでも細かい所のミスや雑なプレーは相変わらずで、結果的に後半失点したのもサンフレッチェの技術の無さだったり、軽くて雑なプレーが連続した結果生まれたものでしたね。

後半の川崎は前半とは違い普段のプレーに近いものがありましたが、それでもかなり精細を欠いていました。

主力が続々と抜けてチーム力も徐々に低下しているのもありますが、それにしても今日の川崎相手に引き分けに終わったのが惜しいですね。

ディフェンス陣もあと一歩のところで失点を防げないシーンが今シーズンは目立っており、ここ数シーズンとは違い踏ん張りが効かなくなってきたように思えます。

J1屈指のディフェンス陣を擁していると思っていましたが、少しずつ綻びが見えてきたのが気ががりです。

新たに住吉も入ったということで、少し変化を加える必要があるのかもしれません。

今日の試合、川崎相手にドローという結果は悪くないというよりも良くやったと言える結果かもしれませんが、無敗の川崎に泥をつける機会を自ら手放したような試合とも言えます。

川崎はここ数シーズン戦ってきた中で一番出来の悪い内容だっただけに、何度も言いますが惜しい試合でした。

あとは柴崎の存在の大きさも再認識させられました。

これまではベテランの柴崎を使うくらいなら、将来性のある若手を起用するべきだと言ってきましたが、今のサンフレッチェには将来性のある若手はほぼ皆無です。

途中出場した浅野、スタメンに定着しつつある藤井には伸びしろを感じますが、他の全ての若手には何も期待することはありません。

たとえ今いる若手がレンタルで修行しようとも、何も変わることはないでしょう。

それくらいサンフレッチェの若手には将来を期待させるだけのポテンシャルも感じませんし、

そんな若手を起用するくらいならベテランの熟練されたプレーを見ている方がよっぽど面白いです。

ベテランに頼ったところで明るい未来が訪れないことは重々承知していますが、それくらいサンフレッチェの若手の無難で消極的なプレーを見るのはもう懲り懲りです。

監督にも若手にもフロントにも期待するだけ無駄ということが今シーズン分かっただけでも良しとしましょう。