アウェーで行われた鹿島アントラーズ戦は2-1で見事な逆転勝利を飾りました。
後半24分に先制される苦しい展開でしたが、後半41分にドウグラス・ヴィエイラのPKで同点に追いつき、後半43分にはドウグラス・ヴィエイラの逆転ゴールが飛び出す劇的な試合となりました。
アウェイで鹿島相手に勝利したことは勿論素晴らしいことですが、1点ビハインドを試合終了間際でひっくり返すというサンフレッチェの粘りと執念を見せましたね。
コンディション不良で出遅れたドウグラス・ヴィエイラも決定力の高さを見せてくれたこともこれから先の戦いにプラスにしかなりませんね。
しかしながら今日の試合は両チームともとても勝利に値するような戦いではありませんでした。
前後半通して両チームとも明らかにパフォーマンスが悪く、得点の匂いが全くしない展開が続きました。
サンフレッチェの失点もセットプレーからで、流れの中ではほぼ崩されることなく安定した守備をしていました。
攻撃に関してはワントップのベン・カリファはいつも通り全く機能せず、シャドーの森島のパフォーマンスも非常に悪かったことが得点の匂いがしなかった要因だったかもしれません。
サンフレッチェの得点源である満田をウイングバックで使わざるをえない厳しい台所事情も重なり、単調な攻撃ばかりで調子の出ない鹿島にお付き合いした形でした。
しかし後半ドウグラス、エゼキエウなど積極的に選手交代をした終盤にドラマが待っていました。
PKをもらっった事自体はラッキーでしたが、そこから逆転まで持っていく自力の差を鹿島に見せつけましたね。
ヒーローとなったドウグラス・ヴィエイラはベテランの域に達している選手ですが、動きだの質の良さ、懐の深いキープ力などまだまだ若い選手に負けないくらいのパフォーマンスを見せてくれています。
そのドウグラス・ヴィエイラとコンビと言ってもいいエゼキエウも今日は得意のドリブル突破は見せられませんでしたが、見事なスルーパスで決勝ゴールを見事にアシスト。
たいして結果を残していないベン・カリファやピエロスが明らかに贔屓されている中、途中出場でも毎回見どころを作ってくれますね。
今日ももっと早い時間帯で投入されてもおかしくなかった試合展開でしたが、短い出場時間の中でも結果を残すのは素晴らしいの一言。
ブラジル人コンビの存在感を改めて見せつける一戦となりました。
今日の試合、劇的な勝利でアウェーで勝点3を手にしたことは非常に大きいですね。
内容は決して褒められたものではありませんが、次の試合は修正されることを願いましょう。
積極的に前を向く戦い方自体は悪くありませんし、あとは選手個々のパフォーマンスをもっと高めないといけません。
そしてもっと若い選手にもリーグ戦でチャンスを与えてもらいたいですね。
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