決定力不足でも勝てば良し　J1 第10節 vs. セレッソ大阪

アウェイで行われたセレッソ大阪戦はドウグラス・ヴィエイラの値千金のゴールで見事1－0で勝利しました。

実力が拮抗しているセレッソ大阪相手に終始試合を支配しながらもゴールが遠い試合でしたが、粘りの勝利でしたね。

試合を振り返ると、前半は特にサンフレッチェペースでした。

しかしながら、圧倒的な運動量、圧倒的なハイプレス、圧倒的なシュートでセレッソを圧倒しながらもあまりにも決定力を欠いた試合でした。

相手ゴールキーパーのビッグセーブもありましたが、それにしても今日は特にボールが枠に飛びませんでしたね。

後半はある程度拮抗した試合でしたが、サンフレッチェがほぼ試合のペースを握り、決定機を何度も演出。

それでもゴールが遠く、ドローで終わっても仕方ないかなと思っていたところで、後半アディショナルタイムのドウグラス・ヴィエイラの値千金ゴール。

相棒のエゼキエウの鋭いクロスを上手く合わしてのゴール。

やっぱりドウグラス・ヴィエイラが決めてくれるんですよ。

前節連勝が止まり、今日の試合は非常に大事な試合でしたが、またしてもドウグラス・ヴィエイラ、エゼキエウがやってくれました。

興奮のあまりコーナフラッグを壊しイエローカードを貰うというおまけ付きでしたが、あそこまで興奮しているドウグラス・ヴィエイラを見るのは珍しかったですね。

今日の試合上位に定着するためにも非常に大事な試合でした。

そんな試合で劇的な勝利を収めました。

選手個々も決定力不足だった点は除き、非常に高いパフォーマンスを見せてくれたと思います。

前節はカップ戦などもあり、フレッシュな状態で出場できない選手も多かったですが、今日は前半からセレッソを圧倒しての勝利。

特に前節失点の起点となった越道のパフォーマンスは素晴らしく、積極的なドリブルで相手守備を切り崩すなどポテンシャルの高さを改めて証明しました。

野津田、川村の両ボランチも豊富な運動量で試合をコントロールしながらも積極的に攻撃に絡み、決定機を多く演出してくれました。

あとはワントップのベン・カリファがちゃんとやってくれさえすればもっと楽な試合展開も多くなりそうなんですけどね。

ガムシャラさや献身的なプレーは評価に値しますが、いかんせんシンプルに下手くそなのが残念すぎます。

ドウグラス・ヴィエイラも加入当初はベン・カリファと同じような印象を持っていましたが、ここまでJリーグやチームにフィットしました。

チームに溶け込もうと努力しているベン・カリファにもそうなってほしいですが、どうなることやら。

毎試合スタメンで起用されいるのにも関わらずたった1点しか取れていない現実を監督がどう評価しているのか？

特別キープ力があるわけでもなく、ゴール以外の面でもチームのプラスになっているのかにも疑問が残ります。

明らかに贔屓していると言われても仕方ない状況ですね。

前節連勝こそストップしましたが、チームとしては非常に良い状態をキープしているようですね。

強度の高い試合を続けていますし、見ているファン、サポーターを飽きさせない積極的なサッカーを見せてくれています。

細かい点では疑問が残る采配もありますが、このまま突っ走ってどこまで行けるのでしょうか。