連勝ストップ、しょうがない　J1 第9節 vs. FC東京

エディオンスタジアムで行われたFC東京戦は1－２で敗れ連勝は5でストップとなりました。

相性の悪いFC東京が相手ということで、連勝がストップする予感もあった今日の一戦でしたが、予想通りの結果になってしまったのは残念です。

FC東京も白星から遠ざかっており、そろそろ勝ってもおかしくない頃合いだったこともあり、嫌な時期に当たってしまいましたね。

しかしながら負けたとはいえサンフレッチェはやるべきことはやったと思います。

選手個々良いところ、悪いところは当然ありましたが、最後までFC東京に圧力をかけ続け得点を狙い続けました。

試合を振り返ると、前半早い時間帯に先制点を奪われ、その後更に追加点を奪われる苦しい展開を強いられました。

1失点目はセットプレーから、2失点目はパスミスからカウンターを食らい失点。

その後森島の素晴らしいゴールで1点を返しましたが、後半は得点を奪えず悔しい敗戦となりました。

前半の2失点が重くのしかかった試合となりましたが、セットプレーでの失点は仕方なかったかもしれませんが、2失点目は防ごうと思えば防げた失点でしたね。

越道のパスミスからのカウンターでしたが、越道がボールを運べる選手だからかこそ起こったミスでした。

無難に他の選手にパスでもしていれば起こらなかったミスですが、ミスよりも越道の積極性を褒めるべきでしょう。

あの時間帯はFC東京のハードなプレッシングもあり、なかなか攻めあぐねていた時間帯で、何か変化を加えるべき時間帯でのあのプレー。

ドリブルで相手選手を剥がし、そこからパスをして一気に攻め上がろうという意図がハッキリと分かった積極的なプレーでした。

絶対にやってはいけない場所でのミスでしたが、チャレンジしたからこそ起こったミスでした。

結果的に負けにつながる痛い失点でしたが、昨シーズン何度も見られたしょうもないバックパスから失点したわけでもなく、無難なプレーを選択せず、積極的にチャレンジする越道の姿勢を他の選手も見習うべきです。

他の選手も今日はよく頑張りました。

FC東京にほぼ決定機を作られず試合を支配した展開でしたが、相手の決定力に負かされましたね。

サンフレッチェはもう少しゴール前でのアイデアが必要で、単調な攻撃も多かったとは思いますが、やれることはやっての結果でした。

考えるべきことは、ベン・カリファ、ピエロスが本当に必要なのかということ。

この2選手が足を引っ張ている場面が多いのは明らかでしょう。

今日の得点の場面もベン・カリファがやるべきプレーを川村がやり得点に繋げてくれましたが、もう日本人選手で前線を組んでもいいでしょう。

満田か森島をワントップ気味に置き、サイドで輝いていない東をシャドーに入れるか、川村をシャドーに入れるなどし、後半に切り札としてドウグラス・ヴィエイラ、エゼキエウを投入するほうが余程ワクワクしますね。

明らかにベン・カリファ、ピエロスは実力不足ですし、棚田、鮎川もリーグ戦でチャンスを与えるべきです。

流れが良い時には変化を加えにくいですが、連勝が止まった次の試合からは何かチームとしての変化を見てみたいですね。