エディオンスタジアムで行われた鹿島アントラーズ戦は1-1のドローに終わりましたが、久々に勝点をゲット。
試合を振り返ると、監督を含め体調不良の選手が多数出た中での戦いとなり、スタメンも大幅に入れ替わりましたが、見ている方からすれば非常に新鮮な気持ちで見れた試合でした。
前半セットプレーから失点しましたが、その後はサンフレッチェペースで試合が進み、後半カウンターからエゼキエウのゴールで同点。
その後は一進一退の試合となりましたが、両チームともに決め手を欠いてドローに終わりました。
正直なところ迷走しているチーム同士の対戦で、内容とすればかなりレベルの低い戦いでしたが、控え組の奮闘が光った試合でした。
特にディフェンスラインの選手は全員入れ替わりましたが、失点はセットプレーのみで流れの中でそれほど決定機は作られず頑張っていたのは印象的でした。
3バックの真ん中に入った松本大も本職ではないポジションながらも堂々と鈴木優磨率いる鹿島攻撃陣と渡り合いました。
そして、特筆すべき点とすればやはり足元の技術が高い選手が3バックの真ん中にいるのは強みになります。
これまでストヤノフ、千葉といった歴代のリベロからのビルドアップで得点を重ねてきたサンフレッチェにおいて、新たなリベロの誕生を予感させるパフォーマンスを見せてくれたことは非常に大きなことです。
得点力のある選手だけに攻撃的なポジションでのプレーも多く見たいところですが、ディフェンスの経験を培うことで化けてもらいたい選手ですね。
更に3バックの右に入った中野も本職の最終ラインでの出場で攻守において輝きを見せましたし、すごく意義のある一戦になったのは確かですね。
仮にベストメンバーで戦ったとしても勝つ確率は非常に低かったと思いますし、体調不良は心配ですが、次節もこのディフェンスラインで戦ってもらいたいですし、佐々木が戻ればもっと面白いディフェンスラインになりそうな予感もあります。
攻撃陣に関してはもっと変化を求めたかったですね。
U17アジアカップで活躍した中島も見たかったですし、ユースのフォワード中川も見たかった。
何も失うものがない状況でいつも通りの面白みのない選手交代でガッカリさせられました。
ベン・カリファ、ドウグラス・ヴィエイラはろくに結果も残せず、プレーの内容も酷いだけに、もう起用するメリットは全くありません。
ベン・カリファは今日はアシストこそ決めましたが、前線からのプレッシングしか良いところはなく、肝心の得点力は言わずもがな。
シンプルにサッカーが下手な選手という印象しかありませんし、ドウグラス・ヴィエイラも確変が終了し、年齢を感じさせるプレーが続いています。
それだけに迫井ヘッドコーチには思い切った采配を期待しましたが、スキッベ同様に腰の引けた采配をしたのは残念でなりません。
そして相変わらずサイド攻撃ばかりで全くアイデアの攻撃は一向に見えてきませんね。
エゼキエウがあと何人か必要と思わせるほど個の能力が低い選手ばかりで、ボールをまともに運べる選手はいませんし、ドリブルやキープも出来ずパスに逃げる選手ばかりなのは情けない。
唯一森島が何とかしようとプレーしているのは伝わりましたが、森島ももっとフィジカルを鍛えてプレーの幅を広げてもらいたいところです。
今日の試合、体調不良の選手が続出し緊急事態の中での試合となりましたが、非常に意義のある試合だったのは確かです。
ここ最近の戦いはただ負けて終わるだけの何の意味もない試合ばかりでしたが、新たな戦力が発掘されました。
次節以降スキッベ監督が戻り、主力が戻ってくるとまた意味のない戦いに戻る恐れがありますが、いい加減スキッベも先を見据えた采配をするべきでしょう。
もう何も失うものはありませんし、いい加減先を見据えた戦いをしましょう。
それが出来ないのであればクビにする。
フロントも結果も内容も悪かった城福監督を引っ張り時間を無駄にした反省を活かすべきです。
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