何も言うことなし　J1 第27節 vs. ヴィッセル神戸

エディオンスタジアムで行われたヴィッセル神戸戦は2－0で見事勝利。

前半早い時間帯に志知のゴールで先制し、前半31分には加藤のゴールで追加点。

後半は試合は動かずそのまま試合終了。

首位神戸相手にしっかりとホームで勝ちきったことは非常に良かったと同時に、久々に神戸に勝った印象がありますね。

試合を振り返ると、正直激闘という試合内容ではなくお互い牽制し合いながらの戦いだったように思えます。

神戸も2点追いかける状況でもそこまで圧力をかけた攻撃はなく、良くも悪くも自分たちの形を崩さず戦ってくれたおかげで試合を通して全く危ないシーンはありませんでした。

後半も特別ギアを上げてきませんでしたし、非常にやりやすい相手だったことは確かです。

サンフレッチェの3バックが安定していたことと、今日はボランチに野津田が入ったことで攻守のバランスがとれていたことも要因ですね。

今日は対面する相手が現在得点王の大迫ということもあったのか、山崎ではなくいつも通りに荒木をスタメンで起用しましたが、荒木も今日は変なミスもなく終始安定していました。

大迫を完全に抑えたと言ってもいいくらいにほぼ何もさせず、クリーンシートに導く活躍は評価しないといけませんね。

しかしながら、やはり山崎のビルドアップ能力は魅力的ですし、今日も山崎をスタメンで起用してもらいたかったというのが本音です。

攻撃陣にしても全員非常に良くやってくれましたし、先制ゴールを決めた志知も時折別人のような動きを見せるなど我慢して起用してきた成果も見えてきたのかもしれません。

先制アシストを決めた中野にしてもよくファイトしていますし、技術はそれほど伴っていないものの積極的なチャレンジ精神を見せてくれているのは非常に好印象ですね。

貴重な追加点を決めた加藤も最近はちょっと影が薄くなってきたかなと思っていたところでのゴール。

シャドー向きの選手では決してありませんが、それでも移籍してからしっかりと結果を残しているのは流石ですね。

エゼキエウも怪我から戻ってきましたし、次節以降はワントップでの起用を期待しています。

そして2点目のアシストを決めた満田に関しては全く言うことはなく、毎試合チームを引っ張る活躍を見せています。

ボランチでも試合を重ねるごとに適応してきていますが、やはりもっとゴールに近いポジションで見たい選手です。

今日の試合は正直全く悪いところはなく終えた試合でした。

欲を言えば3点、4点取れる試合でしたが、終始うまく試合をコントロールしてクリーンシートで終えたことを評価しましょう。

満田の復帰してからは好調を維持していますが、まだまだ強いチームとは言えません。

満田以外の選手がもっとチームを引っ張る活躍を見せてもらいたいですし、越道、東といった若手にはもっとチャレンジしてもらいたいですね。