加藤とジャーメイン、批判に負けずよくぞ結果を出した　J1 第14節 vs. アビスパ福岡

ピースウィングで行われたアビスパ福岡戦は2－1で久々の勝利を掴みました。

後半加藤の今シーズン初ゴールで先制し、その後菅のハンドでPKを献上し同点に追いつかれましたが、後半アディショナルタイムに中村の仕掛けでPKを獲得し、それをジャーメインが落ち着いて決め勝ち越し、連敗をストップしました。

今日は選手個々にも危機感を感じるような必死なプレーが多く見られ、久々の勝利を掴み取りました。

特に加藤の今シーズン初ゴールと、ジャーメインの久々のゴール。

ジャーメインは2得点ともにPKで決めたとはいえ、サンフレッチェにおいてPKを落ち着いて決めてくれる選手は貴重ですね。

加藤に関しては昨シーズン酷使された影響もありなかなか本来のパフォーマンスを発揮しきれていませんでしたが、今日は素晴らしいゴールだったと思います。

ジャーメインと加藤はチームの低迷の責任の矢面に立ち、今シーズンヘイトを向けられることも多かったですが、今日のパフォーマンスで少し落ち着くことでしょう。

そもそも現在のサンフレッチェの低迷の責任は監督とフロントにあり、戦術や理論もなく、引き出しすらないスキッベクソサッカーをやらされている選手に責任を負わせるのは非常に酷なことです。

ジャーメインは過大評価されすぎたピエロスと比較されることも多くありますが、正直ピエロスとは比較にならないほどの貢献度を誇っています。

ジャーメインの決定力のなさを批判する人も多くいますが、そもそもピエロスがここまでチャンスに絡むシーンなどありませんでしたし、あれだけチャンスに絡む事自体が素晴らしいということを分からないのでしょうか。

そもそも攻撃の形のないチームにおいて、それほど周りがチャンスメイクしてくれるわけでもない状況でここまでチャンスに絡むのは難しいこと。

攻撃に絡むシーンもピエロスとは比較にならないほど多くあり、それによりボールロストやミスなど目立ってしまっていますが、批判するほど酷いものでもありませんでした。

そん中今日の試合でもゴールキーパーとの一対一のシーンでゴールを奪えませんでしたが、加藤のゴールをお膳立てしたのはジャーメインが潰れ役を果たしてくれたおかげでした。

加藤にしてもボールロストの多さを指摘する人も多くいますが、逃げのプレーや消極的なプレーが目立つチームにおいて唯一と言っていいほどチャレンジする選手が加藤陸次樹。

前を向いてボールを運び、ドリブルで仕掛けゴールに迫る姿勢を評価すべきですし、それによりミスやボールロストが多くなるのは当然のこと。

球離れが悪いなど見当違いの批判をする輩も多くいますが、あれくらいチャレンジする選手がいないとチャンスなど作れるはずもありません。

批判を避けようとするのであれば無難なプレーに終止すればいいだけのこと。

チャレンジし続ける加藤は責任を負う覚悟で毎試合やってくれていますし、その姿勢を批判することの愚かさを感じるべきでしょう。

それに加えYOUTUBE関連のしょうもない批判まで言われるなど、加藤へのヘイトはちょっと異常だと思います。

何度も言っているようにチームとして何の攻撃の形もなく、戦術もない中でやっている選手はキャパ以上のことを求められながらよくやっています。

批判すべきなのは何度も言っているように無策、無能、脳筋サッカーをやっている監督ですし、もういい加減選手批判をしても意味がないことはサンフレッチェのサッカーを見ていれば明らかでしょう。

今日もシュートこそ多く昨シーズンまでのサンフレッチェの姿に戻ったように見えましたが、やっているサッカーは何一つ進歩なし。

起用する選手も交代のパターンもテンプレばかりで進歩なし。

そもそも何年も前からスキッベに進歩は何も見られない状態の中、選手の頑張りに守られているだけの無能監督を批判せず選手にヘイトを向ける人の神経が分かりません。

違いを見せられる中村草太のWB起用の愚かさも分かっていないようですし、本当に何一つ見る目もない監督のもとサッカーをやらされている選手が気の毒でなりません。

今日は久々の勝利を掴むことが出来ましたが、それもこれも選手の頑張りがあったからこそ。

監督が何も変えない、チームの方向性も示さない中で選手個々が創意工夫しながら頑張ってくれたと思いますし、もういい加減選手を批判しても意味がないことは分かったことでしょう。

今日の勝利でチームの崩壊が止まったわけではありませんし、もう根本を変えないとサンフレッチェの崩壊は続きそうですね。

選手は毎試合死にもの狂いでやってくれています。