柏が戦列に復帰し、試合も盤石の勝利 J1 第8節 vs. 横浜FC

2020年8月1日土曜日

Soccer

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アウェーで行われた横浜FC戦は2-0で勝利しました。

7月4日の神戸戦以来、久々の勝利でほっと胸を撫で下ろしました。


試合を振り返ると、終始サンフレッチェが試合の主導権を握り続けた試合でした。

前半22分に森島のゴールで先制し、前半37分には青山のクロスからフリーのドウグラスが落ち着いてゴールを決め2点目。

後半は少しペースが落ち追加点は奪えませんでしたが、しっかりと0に抑えクリーンシート。


正直試合前から絶対に勝たないといけない相手だと思っていましたが、盤石の試合運びで期待通りの内容、そして結果を残してくれました。

更に柏が怪我から復帰し、期待の新戦力エゼキエウもデビューを果たし、大迫もスタメンに復帰。

強化指定選手の藤井も初スタメンを飾り、持ち前のスピード、突破力を見せてくれました。

そして、サンフレッチェの将来を担う森島、東のシャドーコンビも持ち味を発揮したのではないでしょうか。


特に偉大なプレイヤーである柏の復帰は嬉しい限りです。

今日スタメンに抜擢されアピールした藤井の出番が少なくなることは残念ですが、そのうち柏、藤井のスピードと突破力のある攻撃的な布陣も見たくなりますね。


柏の復帰、盤石の試合運びと言うことなしの試合だったとはいえ、気になるところがなかったわけでもありません。

特に後半は試合をコントロールすることに重きを置き、積極的に追加点を奪いに行かず、中途半端な攻撃で相手にカウンターを食らうシーンが目立ったこと。

軽いプレーや雑なプレーも目立ち、自らピンチを招いたことは反省しないといけませんね。

球際の弱さも意外と目立ちましたし、昨シーズンACLで見せたタフさを思い出してほしい。


森保監督時代でもあれほどタフなサンフレッチェは見られませんでした。

フィジカルの勝る相手にガツガツとファイトし、チャンレンジを続けた昨シーズンのACLは本当に見応えのある戦いでした。

今日の試合、過密日程が続くことを考慮したのかもしれませんが、後半もうちょっとアグレッシブに戦うサンフレッチェイレブンが見たかったです。


盤石の試合運びだったとは言え、危なげない試合とは言えない戦いぶりでした。

相手のミスに助けられる場面も多かったですし、あれほど最終ラインでミスを繰り返していてはいけませんね。

大分戦も勝てる試合でしたが、後半ペースを落とし、更にミスが重なり逆転負けを喫しました。

その反省がまだ活かされていないと感じる試合でもありましたね。


8月はカップ戦も再開されかなりハードな日程になります。

しかし、リーグ戦で出番のなかった選手にもチャンスが与えられるでしょうし、そこで強烈なアピールをする若手が出てくることを願います。

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