アウェーで行われた今シーズン最終戦名古屋グランパス戦は0-1で負けました。
今シーズンの集大成の戦いを見せてもらいたいところでしたが、内容はここ最近の試合と同じような展開でした。
良くもないけど、それほど悪くもない。
来シーズンのACL出場権を勝ち取った名古屋相手に全く引けを取らない戦いが出来ていましたが、あと一歩のところでゴールを奪えず、試合終了間際に失点してしまいました。
それでも各選手持ち味を発揮する場面もそれなりにあり、ストライカーさえいれば違う結果になっていたかもしれません。
今シーズンは8位という微妙な順位でフィニッシュとなりましたが、浮き沈みが激しい中、下位に沈むことなくよく頑張ってくれたと思います。
開幕2戦目までは見ているほうをワクワクさせるサッカーをし、尚且つ結果も残す最高のスタートダッシュを決めました。
しかしながら、昨シーズン若い選手が台頭し、今シーズンはその選手達の更なる成長を期待しましたがその願いは叶わず、悪い部分が多く目立ったシーズンでした。
そんな中、城福監督は積極的にいろんな選手を試し、チーム内競争を煽りましたが、選手はそれに応えてくれなかったことは残念ですね。
浅野やレンタル帰りの茶島など、思いもしない活躍をした選手もいましたが、チームとして物足りないシーズンだったのは間違いないでしょう。
サンフレッチェは残留争いするようなチーム力でないことは確信していますが、来シーズンはとにかく得点力を高めるしかありません。
これだけの守備陣を擁しているだけに、ワントップの選手だけではなく、シャドーの選手の得点力アップに取り組む必要がありますね。
難しいシーズンとなった2020年、選手は色んな面で気を使いながら良く最後まで戦い抜きました。
この悔しさを来シーズン晴らしてくれると信じて、また来シーズンもサンフレッチェを応援していきましょう。
そして最後になりましたが、現在J2ジェフユナイテッド千葉に所属している佐藤寿人選手が引退を発表されました。
佐藤寿人選手の去就に関しては色んな噂が飛び交っていましたが、結局引退を選択してしまいましたね。
また再びサンフレッチェのユニフォームを着て、サンフレッチェで引退してほしいと思っていたファン、サポーターも多かったと思いますが本当に残念です。
こればかりはクラブの方針もありますし、致し方ないところです。
佐藤寿人選手がサンフレッチェに加入した時のことはよく覚えており、サンフレッチェがあれほどの移籍金を積んで選手を獲得することに非常に驚いた記憶があります。
サンフレッチェ移籍後も順風満帆とはいかず、かなり苦しんでいましたが、駒野との熱いコンビネーションから吹っ切れ、今ではJリーグを代表する点取り屋になりました。
悲願のJ1制覇にも大きく貢献し、3度のリーグ制覇の立役者です。
生え抜きの選手でもないのに、非常に広島愛も感じる親しみやすい選手でした。
森崎ツインズに並ぶミスターサンフレッチェと呼べる選手。
記録も素晴らしいですが、それ以上に記憶に残る。そんな偉大な選手がまた一人ピッチを去る決断をしました。
夢のような素晴らしい時間を過ごさせてくれた佐藤寿人選手には感謝しかありません。
本当にお疲れ様でした!
どんな形でもいいので、また広島に戻ってきてサンフレッチェと広島の街を盛り上げてもらいたいですね。
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