2021シーズンが遂に開幕。
マツダスタジアムで行われた中日ドラゴンズ戦は6-7でまさかの逆転負け。
開幕投手の大瀬良の流石のピッチングに加え、初回から西川の2ランホームランが飛び出すなど、打線の熱い援護もあり、理想的な試合運びで文句なしの開幕戦となる予定でしたが、8回に全てが崩れさりました。
大瀬良が打たれるのはしょうがないことですが、大瀬良の後を受けた中継ぎ陣が軒並み打ち込まれ、4点差をひっくり返されたことは大きな誤算でしたね。
更に1回、2回に2点ずつ奪ったものの、その後は追加点を奪えない打線の勝負弱さ、ひ弱さも露呈し、今シーズンも厳しいシーズンを予感させる開幕戦でした。
土壇場の9回に意地を見せましたが、結局カープお得意の追いつかない程度の反撃。
最後に長野を使ってゲームセットというのがここ数年のカープを物語っています。
打線の起爆剤になってほしいクロンも正直期待できなさそうですし、ここ数年代わり映えしないメンバーで戦っているつけが今年も回ってきそうです。
昨シーズンもチーム打率、得点など数字の面では悪くない成績を残しましたが、どうでもいい場面では得点も重ねますが、肝心な所で打てない試合が目につきました。
打線の勝負弱さではなく、昨シーズンは投手陣の出来の悪さばかり話題に上がっていましたが、結局カープが上位に食い込み、優勝を狙うには打線の頑張りなしには語れません。
今シーズンの開幕1軍メンバーを見て、結果もろくに残していないのにも関わらず、未だに3連覇したメンバーに頼ったチーム編成で嫌になってしまいますが、今シーズンこそ結果の残せない選手を切り捨て、血の入れ替えを図ってもらいたいです。
昨シーズン中盤から終盤にかけ、見るのも嫌になるくらいに絶望的な試合ばかりでしたが、若手を育成しない限り、カープに明るい未来は訪れないでしょう。
カープが暗黒期から脱し、悲願の優勝、3連覇を導いたのも田中、菊池、丸、鈴木誠也といった若い力が台頭したからこそです。
若い力とベテランの力が融合し、夢のような時期を過ごしてきましたが、その頃若かった選手も今やベテランの域に達しています。
もうあの頃のような活躍が出来ない選手もかなり見受けられますし、いい加減健全な競争を見てみたいものです。
投手陣に関しては健全な競争が行われ、結果を残せない投手は2軍に落とすなど、緊張感を感じさせますが、なぜか野手はレギュラーを掴んだ選手に非常に甘い采配が見受けられます。
この状況は暗黒期のカープによく見られた光景で、あの頃に感じた閉鎖的な雰囲気に近づいているように思えますね。
正直言って今シーズンも今のままでは優勝を狙えるとは全く思えませんが、優勝こそ無理だとしても、最低でもチームの若返りを図るべきです。
優勝できないのであれば、どの順位だろうが関係ありません。
緒方監督の最終年、佐々岡監督の1年目と、2シーズンも無駄過ごしてきました。
ここ2年新たにレギュラーポジションを獲得したのは堂林くらいで、若手はろくにチャンスも与えられず、結果を残しても結局控えのまま。
他のチームは血の入れ替えが活発に行われていますが、カープは過去の栄光にしがみついたままです。
これから長い長い低迷期を招きたくないのであれば、将来性のある若手を我慢強く起用し、チームを活性化させるべきです。
今いる1軍メンバーでは夢も希望もありません。
昨シーズンこのメンバーでは優勝を狙えないことはハッキリしたはずです。
実績のあるベテラン選手への非情さを兼ね備えた監督でない限り、この状況を打破出来るとは到底思えませんね。
河田コーチを除く天下りコーチ陣、そして佐々岡監督に資質があるのか注目したいところですね。
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