アウェーで行われた大分トリニータ戦は3-1で見事な逆転勝利を見せてくれました。
前半の戦い方には少し不満が残りましたが、それ以外は文句なしの出来。
そして、チームが少しずつ前進していると実感出来た試合でもありました。
試合を振り返ると、前半は一進一退の試合展開で、両チームとも決め手を欠き、後半は早い時間に先制される苦しい展開でしたが、後半21分青山のゴールで同点。
後半42分には決勝点となる川辺のゴールで見事勝ち越し。
更にアディショナルタイムには鮎川のプロ初ゴールまで飛び出し、終わってみれば快勝でした。
今シーズン初の逆転勝利というのもかなりチームにとって大きいのは当然として、後半粘り強く戦い3ゴールを奪ったことも非常に素晴らしかったです。
ベテランの青山、チームの心臓である川辺、日本人ストライカーとして成長が期待される鮎川といった選手にゴールが生まれたこともチームにとってプラスでしたね。
同点ゴールを決めた青山は流石に全盛期のプレーこそ見られなくなりましたが、新しいフォーメーションで輝きを取り戻しつつあります。
川辺は毎試合チームの中心として攻守にレベルの高さを見せ、当然のように日本代表に選ばれる選手に成長しました。
ゴールシーンも誰よりも早く前線に駆け上がり、今津の突破を無駄にしない献身的な動きを見せ、更に難しいシュートも決めました。
ダメ押しゴールを決めた鮎川は、前節スタメンに抜擢するなど、城福監督がかなり期待している若手ですが、早い時期にゴールという結果を残し、否が応でも更なる飛躍を期待させる選手です。
サンフレッチェの若手はどちらかと言えば大人しい選手が多いですが、鮎川にはもっと傲慢になって貪欲にゴールを狙う選手に育ってもらいたいですね。
独特のリズムを持った選手ですし、佐藤寿人以来の日本人ストライカーとして期待値が上がっています。
そしてサイドバックの今津も前節同様に素晴らしいパフォーマンスでした。
水戸から獲得した塩谷を彷彿とさせるプレーを見せていますし、今現在持っているポテンシャルもかなり高いですが、伸びしろも十分に感じさせる選手です。
本当に掘り出し物を引き当てましたね。
今シーズンまだ6節しか消化していませんが、今シーズンベストゲームが出ました。
失点した時にはどうなることかと思いましたが、結果的に見事な逆転勝利。
前半の戦い方に課題は残りましたが、開幕前から懸念されていた得点力も備わり、慣れない4バックで苦しんだ守備も徐々に安定してきました。
引き分けが続いても安易に3バックに戻さず、自分たちの新たなスタイルを貫いています。
これからも思ったような結果ばかり残せるわけもなく、難しい時期も必ずやってきますが、とことんまで新たなフォーメーションにチャレンジし、新たなサンフレッチェの姿を見せてもらいたいです。
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