エディオンスタジアムで行われた、コンサドーレ札幌は2-1で勝利しました。
開幕から2戦、リードしながらも追いつかれてのドローに終わり、消化不良の試合が続いていましたが、何とか今シーズン初勝利を掴むことが出来ました。
試合を振り返ると、前半早々にコーナーキックから柴崎がヘディングゴールを決め先制。
更に立て続けに、藤井の突破からパスを受けた柏のゴールまで決まり、前半8分で2点を先制するという幸先の良い試合展開でした。
その後は予想通り札幌の反撃に遭い、前半終了間際の43分にペナルティーエリアで柴崎が相手を倒し、PKを与え失点。
元々柴崎の守備には不安がありましたが、前半あれだけチャンスを与えたサンフレッチェ全体の責任ですね。
むしろ1失点で済んだことがラッキーで、札幌の決定力不足に助けられた感が強く印象に残った前半でした。
後半も札幌ペースで試合が進みましたが、前半ほど動きはなく、両チームとも決定打を欠き、2-1のまま試合がおわりました。
今日の試合を通して、それほど守備に追われたわけでもなく、ある程度試合をコントロール出来たことは良かった点です。
佐々木、今津のセンターバックも初めてで、連携面での不安がありながらも最少失点で終え、今津の良さも見られたことも良かったです。
しかしながら、サンフレッチェの守備の穴をかなり突かれ、札幌に決定的なチャンスを何度も作られたことは次戦以降の課題ですね。
昨シーズンまでの3バックほどの安定感を出すには時間と労力が掛かりそうですが、昨シーズン以上にチーム力を高めるためには必要な試練なのかもしれません。
攻撃面でもまだまだ課題は山積していますが、セットプレーだけではなく流れの中での得点も見られ、少しづつ前進している面もあります。
藤井、柴崎の活躍などもあり、ポジション争いも活発になりそうなことも良い点です。
藤井のような仕掛けられる選手を見るのは楽しいですし、更にアグレッシブな選手の台頭に期待したいところですね。
特にサンフレッチェの若手は大人しい選手ばかり目立ち、無難なプレーを選択するシーンも多いですし、失敗を恐れずチャレンジする姿を見てみたい。
城福監督も若手を積極的に起用し、信頼して送り出していますし、ちょっと失敗しただけで二度とチャンスを与えないような監督ではありません。
今日の試合、今シーズン初勝利を手に入れましたが、今シーズンは新しいフォーメーションに挑戦し、チーム力を高めながら戦っていくしかありません。
昨シーズンまでの戦い方も悪くありませんでしたが、優勝を狙うためには更にステップアップする必要があります。
特に得点力を上げることが求められていますし、このフォーメーションで試合の主導権を握れるまではあきらめずチャレンジしてもらいたいですね。
にほんブログ村
0 件のコメント:
コメントを投稿