【広5-12楽】勝敗を度外視にて若手を起用しよう

2021年6月4日金曜日

Baseball

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マツダスタジアムで行われた東北楽天ゴールデンイーグルス3連戦初戦は5-12の大敗でした。


今日の試合、中村祐太がまたしてもチャンスを活かせず4回5失点で降板。

更にルーキーの大道も2失点、中崎もコテンパンに打ち込まれるなど投手陣が試合を壊しましたね。

中崎は長年の勤続疲労で完全にカープに壊されてしまい可哀想なマウンドとなりました。


そんな大味な試合となりましたが、打線は粘りを見せ一時は逆転までいけそうな雰囲気を作ったことを評価しましょう。

負けはしたものの、徐々に主力が戦列に復帰して来ている中、この状況をチャンスと捉え積極的にアピールを続けている若手の活躍が今日も目立ちました。


特に昨日降雨ノーゲームになった試合で1軍に復帰した小園、1軍に昇格してから結果を残し続けている林という同級生コンビが三遊間を初めて1軍で組みました。

それだけで見る価値のある試合でしたが、その2選手が得点に絡む活躍までしてくれたことが何より嬉しいことでした。


1回2番に入った小園のツーベースでチャンスを作り、3番の菊池がタイムリースリーベース。

そして2アウト3塁の場面で5番に入った林が追加点となるタイムリーを放ち理想的な攻撃が出来ました。

小園も調子を落とさずしっかりと調整してきたことが伺えますし、林も持ち前の力強いバッティングで素晴らしいタイムリーでした。


林はその後の打席でもしっかりと結果を残していますし、本当に若手がチームを引っ張っていると実感させられますね。

三遊間はもう固定してもいいくらいに期待できる両選手です。

同じく同級生の羽月もここに加わればもっと面白いチームになるでしょう。

更に森下と同級生の宇草も送りバントの失敗が目立ちますが、ポテンシャルの高さを見せています。


昨シーズンから主力選手に限界が見えているのにも関わらず、何故もっと早くにこういった若手を起用しなかったのか疑問ですが、これだけ結果を残すともう若手を使わない理由が無くなりました。

実績を重視する佐々岡監督、河田コーチの意向に逆らうかのように、チャンスを貰った若手がイキイキとプレーして結果を残す。

競争の全く無かった夢も希望もないチームに一筋の希望を見いだす若手の活躍は本当に有り難い限りです。


ここまで主力がいなくなったことで、勝敗は度外視に積極的に色んな選手を試せる環境が巡ってきたことに感謝しないといけません。

こんなことがなければ絶対に今のスタメンはありえなかったでしょうし、否が応でも訪れる血の入れ替えが早まったことは将来のカープにとってはプラスにしかなりません。


ある程度結果は大目に見て、今シーズンは若手が四苦八苦しながら成長していく過程を見守りたいところですね。

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