アウェーで行われた鹿島アントラーズ戦は2-0で見事勝利しました。
後半に川村のJ1初ゴールとなる先制点を奪い、アディショナルタイムにはエゼキエウのゴールもあり、何とも気持ちのいい試合になりましたね。
久々の勝ち点3となり、またチームが息を吹き返しつつあると感じさせる試合でもありました。
試合を振り返ると、後半途中までは試合を支配しながらも決め手を欠いていました。
鹿島から圧を全く感じず、終始サンフレッチェペースのほぼ理想的な試合展開でしたが、攻撃にもアイデアを欠き、単調な攻撃ばかりで得点の匂いは全く感じませんでした。
しかし、エゼキエウと野上が後半28分に投入され少し流れが変わり、更に後半39分の川村の投入が吉と出ましたね。
川村が投入され1分も経たないうちに、エゼキエウの見事な突破からチャンスを作り、野上のクロスを川村が決めて値千金の先制点。
野上のクロスも丁寧でしたし、川村も素晴らしい動き出しでゴールを決めてくれましたが、エゼキエウの強引な突破がなければ生まれなかったゴール。
後半途中から投入された3選手の活躍で勝利をググッと引き寄せ、アディショナルタイムにはまたしてもエゼキエウの個の力が発揮されダメ押しのゴール。
今日の試合は短い出場時間ながらもエゼキエウ劇場と言ってもいい試合でした。
無理の利く選手があまりにも少ないサンフレッチェにおいて、ああやって強引に前へ前へと突破してくれる選手がいると得点の匂いもかなりしてきます。
森島に代わって投入されましたが、森島にやってもらいたいプレーをエゼキエウが見事に体現してくれましたね。
森島は小手先のテクニックにこだわりすぎて簡単にボールを失うわ、体を寄せられるとすぐにボールを失うわでかなり印象が悪かったですね。
代表では慣れないサイドハーフで起用され全く活躍できませんでしたが、森島はポジションの問題というよりも個人の技量の問題なのかもしれません。
満田、エゼキエウのようなボールを運ぶ能力がなく、前への推進力もない。
人よりもテクニックが秀でているわけでもなく、あまりにもフィジカルが弱い。
しかしながらゴールへの嗅覚は優れており、今シーズンも多くのゴールを決めるなど結果が証明しています。
ベン・カリファという何の特徴もない選手をワントップで起用するのであれば、森島をワントップで起用しても面白いのではないでしょうか。
シャドーのポジションでボールを運べないのは致命的ですし、一番前のポジションでゴールだけをひたすら狙い続ける森島を個人的には見てみたいところです。
今日の試合は久々にスカッとさせてくれました。
エゼキエウのように積極的に仕掛ける選手を見るのは楽しいですし、エゼキエウにゴールという結果が出たことも大きいです。
あとはチームとしてもっと攻撃面でアイデアを出し、相手守備陣を崩しきるシーンをもっと見たいです。
最近は単調な攻撃ばかりで、効果的な縦パスも少なくなっていますし、野津田、松本といったボランチにもっと攻撃的で積極的なプレーを求めたいですね。
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