エディオンスタジアムで行われたガンバ大阪戦は5-2で終わってみれば圧勝となりました。
両チームのファン、サポーターにとっても想定外となった今日の試合を振り返ると、降格圏に沈むガンバが相手ということで、ある程度勝ちが想定された試合でしたが、前半の戦いぶりを見る限り、まさかこんな展開になるとは・・・。
前半早々にガンバに先制点をあまりにも簡単に奪われ、前半11分にベン・カリファのゴールで追いつくも、前半37分に森島のしょうもないボールロストから勝ち越しゴールを奪われる苦しい展開。
前半は前節の反省が全く活かされておらず、相変わらずの守備の緩さ、アイデアのない攻撃など可能性を全く感じませんでした。
後半も途中までは前半と変わらない内容ながらも徐々に決定機を作り始め、後半27分のベン・カリファの同点ゴールから一気に攻撃が活気づきました。
途中出場のドウグラス、エゼキエウの存在も大きく、前半とは比べ物にならないくらいの攻撃のクオリティを見せガンバを圧倒。
後半31分にベン・カリファがハットトリックとなる値千金の勝ち越しゴール。
後半37分には満田の浮き上がる弾丸シュートも決まり、完全にガンバの心を折り、後半43分には松本の2試合連続となる無慈悲なゴールも決まり、終わってみれば大差がつく試合となりました。
5得点を奪っての勝利は選手もファン・サポーターにとっても非常に格別なものになりましたが、それ以上のサプライズはナッシム・ベン・カリファの覚醒でしょう。
チームを救うハットトリック、全てのゴールがワールドクラスと言ってもいいほどのゴラッソでした。
これまで散々見てきたベン・カリファにあれを決めきるスキルがあるとは到底思いもしませんでしたが、これが本当の実力だったのでしょうか。
これまで何度もベン・カリファ不要論を唱えてきましたが、私の見る目がなかったのか、それとも一時的なものなのか注目したいですね。
勿論これが本来の実力であってほしいです。
他には最近影を潜めていた野津田の攻撃的なパスも光りましたし、前節と同じく柏のここぞという場面での飛び出しからゴールも生まれるなど、後半の戦いぶりは言う事なし。
効果的な選手交代で流れを引き寄せ、交代で入ったエゼキエウのパフォーマンスにも酔いしれました。
大勝となった今日の試合。
手放しで喜ぶほどの内容ではなく、守備の甘さ、選手個々の球際の弱さなど、目も当てられないシーンも多くありました。
しかしながら、あれだけの失態を犯しながらもしっかりと逆転勝利するというサンフレッチェの意地も見られ大満足です。
新加入のピエロスは時期早々だったかもしれませんが、この先どんなプレーを見せてくれるのか注目したいですね。
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