酷いサッカー　J1 第15節 vs. 湘南ベルマーレ

エディオンスタジアムで行われた湘南ベルマーレ戦はラッキーなPKをもらい1－0で辛くも勝利しました。

リーグ戦は2連敗、更に水曜日のルヴァンカップでも負け公式戦3連敗中でしたが、何とか連敗だけはストップさせましたね。

試合を振り返ると、今日はここ数試合どころか、今シーズンの中でも最低の試合でした。

全くと言っていいほど見どころはなく退屈な90分。

前半早々に湘南の選手がほぼ誤審といってもいいレッドカードで退場し、楽な試合展開を予想させましたが、サンフレッチェのあまりにも酷いサッカーが全てを台無しにさせました。

一人少なくなった湘南のほうが明らかに良いサッカーをしており、逆にサンフレッチェのほうがひとり少ないんじゃないかと思わせるほどの差がありました。

一人一人の選手の質があまりにも違い、球際の強さ、タフさ、技術、何一つ上回ることはありませんでした。

決勝点となったPKも非常にラッキーな形で、ハンドがどうか微妙でしたね。

レッドーカードとPK、2つもサンフレッチェにとってラッキーな判定をもらい辛くも勝利しましたが、湘南があまりにも可哀想に思える試合となりました。

あれだけタフに戦い勝利にふさわしいサッカーをしながらも判定に泣く。

サンフレッチェも今シーズン何度も判定に泣かされており、これもサッカーといえばそうかもしれませんが、こんなしょうもないサッカーをして勝ってもあまり嬉しくありませんね。

今日はカップ戦から数人の選手を入れ替えましたが、新しく入った選手は全く機能しませんでした。

ボランチの松本泰はPKを誘発するプレーこそ見せましたが、しょうもないバックパスを連発し、そのバックパスから決定的なピンチを招くなど論ずるに値しない後ろ向きなプレーを連発。

左のWBに入った柏はそれなりにやってくれましたが、縦へドリブルで仕掛けられないのでは東と何も変わりません。

右のWBに入った茶島はよく走ってガムシャラに頑張ってはいましたが単純に実力不足。

右のストッパーに入った住吉は持ち前のフィジカルを見せつけてくれましたが、迷いながらプレーすることが多く、何もかも中途半端でした。

そしてまた当たり前のようにワントップに入ったベンカリファに関しては、もう使うほうが悪いレベルで良くも悪くもいつも通りのプレーしかできませんでした。

ターンオーバーするのであれば、もっと若い選手の起用を望んでいましたが、あまりにも無難なメンバーでがっかりしました。

それなりに実績のある選手を並べながら、やってるサッカーは低レベル。

とにかくサイドにボールを集め、何一つ可能性のないクロスを連発するだけの能無しサッカー。

交代選手も謎人選で本当に勝つ気があるのか疑いたくなるほど迷走しています。

城福監督時代よりも酷いサッカーと言わざるを得ないほど、オフェンス戦術があまりにも皆無のスキッベサッカー。

選手個々の能力もあまりにも低く、ドリブルで仕掛けられないのは当たり前として、ボールも前にまともに運べすらしない。

ちょっとプレッシャーをかけられると横パス、バックパスで逃げ、ボールをキープすることを恐れる選手ばかりなのはあまりにも情けない。

唯一森島だけは可能性のあるプレーをしてくれましたが、サイドでボールをもらうシーンが目立ち、なかなかチャンスメイクまで至らなかったのは残念でした。

今日の試合、あまりにもしょうもないクソサッカーをしながらもラッキーな形で勝点3をゲットしました。

スキッベ監督の選手の見る目のなさ、戦術のなさを改めて露呈しましたが、満田頼りのチームがこれからどう生まれ変わるのでしょうか。

満田一人が離脱してここまで酷いチームになるとは思いもしませんでした。

連勝街道の立役者ドウグラス・ヴィエイラの確変も終了し、ここからチームとして本来の力が試されます。

スキッベ監督は本当に名将なのか、それとも過大評価されているだけなのか。

干されている選手は本当に使えないのかも疑問が残りますし、もっと若い選手にもチャンスを与えてほしいです。

今シーズンはもう補強するお金も残ってなさそうですし、来シーズンを見据えながらチームの底上げ、新たな選手の発掘をしない限り夢も希望もないチームに逆戻りしそうですね。