アウェーで行われた湘南ベルマーレ戦は1-1の引き分けに終わりました。
過密日程が続くということで、今日の試合は前節から全ての選手を入れ替えるという思い切ったターンオーバーで挑みましたが、前半の戦いが全てだったのではないでしょうか。
スタメンを見てある程度酷い試合になるだろうと予想はしていましたが、その予想をはるかに超える体たらくっぷり。
J1は勿論、J2、J3でも通用するのか怪しいくらいの選手が只淡々とボールを回し、自らピンチを招く。
止めて蹴るという基本的なことすらまともに出来ないのでは話になりませんね。
特にディフェンス陣は致命的な酷さで、ビルドアップは勿論のこと、守備の脆さときたらかなりヤバかったです。
ディフェンス陣だけではなく、前線の選手もまともにキープすら出来ず、攻撃の形など全く見られませんでした。
先制されても尚、消極的な姿勢は変わらずピッチにいるサンフレッチェの選手は淡々とボールを無駄に回しているだけ。
唯一まともだったのはエゼキエウくらいでしたが、前半途中にアクシデントで森島と交代。
その時点で今日のターンオーバーは無駄に終わり、後半最初から柏、浅野といった主力を投入。
後半は前半と違いアグレッシブな戦いで湘南を圧倒し、後半21分に野津田に代わって投入された川辺が難しい角度からゴールを決め同点に追いつきましたが、その後決定的なチャンスを決めきれず引き分けに終わりました。
前半は近年まれに見る酷い試合でしたが、後半は何とか主力の力で立て直しました。
特に同点ゴールを決めた川辺は縦横無尽に走り回り、短い時間の出場ながらも一番チームに貢献したのではないでしょうか。
すでにサンフレッチェは川辺が中心のチームではありますが、改めて川辺の存在感を感じた試合でした。
川辺と交代した野津田は何を思うのか。
控え組の選手は後半の追い上げを見てどう思ったのか。
控え組の選手は何度もチャンスを与えられていますが、毎回同じような戦いをしているのを見ると、何も感じていないのかもしれませんね。
今日のターンオーバーに関しては賛否両論あるとは思いますが、城福監督も控え組の可能性を信じて送りこんだことは評価していいのではないでしょうか。
後半主力組を投入しないといけない展開は監督もある程度予想していたとは思いますが、少しでも主力を休ませることが出来たので良しとしましょう。
控え組の酷さは編成のミスでもありますし、今更嘆いてもしょうがないことです。
後半何度も決定的なシーンを迎え、勝たないといけなかった試合でしたが、最低限勝ち点1はゲットしました。
点取り屋がペレイラしかいないサンフレッチェではこれが精いっぱいでしょう。
過密日程が続きますが、次節は前半からまともなプロフェッショナルな試合が見られると思いますし、ホームでしっかりと勝ち点3を掴み取ってもらいたいですね。
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