エディオンスタジアムで行われたジュビロ磐田戦は3-0で見事勝利。
前半22分セットプレーから荒木が頭でゴールを決め先制し、後半18分にもセットプレーから佐々木が頭で決め追加点。
後半23分には森島のゴールでダメ押し。
終わってみれば3-0の快勝となりましたが、過密日程の疲労、更には暑さとも戦いながら苦しみながらの勝利となりました。
試合を振り返ると、前半は磐田ペースで試合が進んでいきました。
サンフレッチェは疲労も考慮しながら、ペース配分を考えながらの戦いを強いられていました。
いつものようなハイプレスは影を潜め、攻撃の場面でも2人目3人目の動きはかなり少なかった印象ですね。
一方の磐田は休養十分でサンフレッチェのお株を奪うハイプレスで、前線から激しいプレスをかけながら何度もチャンスを作っていました。
前半は明らかに磐田のほうがサンフレッチェよりもいいサッカーをしており、難しい試合になりそうな予感がしていましたが、セットプレーからの荒木の先制ゴールで雰囲気は一変。
後半はサンフレッチェも疲れが見えながらも少しペースを上げ、早く追いつこうと積極的に前に出てくる磐田相手を上手くいなしながら試合の主導権を握れました。
それでもいつものサンフレらしさは感じられませんでしたが、2点目もセットプレーから決まるなど、効率のよい得点の重ね方をして試合巧者ぶりを披露。
そして、森島の3点目となるダメ押しゴールで試合は決しました。
水曜日のガンバ戦ではサンフレッチェの脆さを露呈して完敗しましたが、今日の試合はしっかりと切り替えて戦えましたね。
ガンバ戦は野津田不在の影響もかなりありましたが、今節はその野津田の攻守に渡っての活躍も光りました。
2点目のセットプレーのキックの精度、スピードは流石のものがありましたね。
チームの心臓である野津田の存在感を改めて感じさせられました。
代表入りが期待される満田にしても、先制点のアシストは見事でした。
森保監督のコメントにもあったように、清々しいくらいに積極的にトライする姿勢は森島や東にも見習ってもらいたいところです。
そして3点差付いたこともあり、ルーキーの棚田も見ることができました。
短い出場時間でしたが、棚田のストロングを感じさせるプレーを見せてくれましたね。
積極的にドリブルで仕掛け、ゴールまであと一歩という惜しいシーンもありました。
ドウグラス・ヴィエイラの怪我もあり、チャンスが巡ってきた形ですが、何とか棚田がサンフレッチェの日本人ストライカーとして一本立ちしてくれれば、チームとしてまた上のステージに上がれるでしょう。
今日は暑さ、過密日程の疲労もあり難しい試合となりましたが、選手は最後までよくぞ走り続けてくれました。
こういった試合をモノにできるくらいに着実にチーム力は上がってきていますね。
まだまだ選手個々に問題を抱えていますが、新たな選手も試しながら上を目指してもらいたいですね。
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