ピースウィングスタジアムで行われた川崎フロンターレ戦は2-2のドローに終わりました。
これによりリーグ戦では3試合連続のドローに終わり、負けないチームではなく、勝ちきれないチームというのが定着しつつありますね。
しかしながら、今日の相手川崎は苦手中の苦手というのもあり、想定内の結果でしたが負けなかったことを評価したほうがいいのかもしれません。
前節の札幌同様に下位に沈む相手に勝ちきれないのは昨シーズン同様で、上位チームにはそれなりに結果を残しながらも下位チームに対して結果を残せないのは考えものですね。
試合を振り返ると、内容的には非常に見応えのある試合で良くも悪くもスリリングな展開でしたね。
前半はサンフレペースで試合が進み、前半38分に佐々木のクロスを大橋が決めて先制する最高の展開でしたが、後半は川崎がロングボールを多用してきてからは苦しめられました。
川崎が後半から小林悠を投入したことで嫌な感じはしましたが、その予想は的中し後半20分に小林に同点ゴールを決められる嫌な展開。
更に後半29分には怪我で退いた小林に代わって入った山田に勝ち越しゴールを決められる最悪の展開。
同点ゴールは大迫が目測を誤りゴールをガラ空きにしたことで生まれ、2失点目は大迫がキャッチできるボールを謎に蹴り出してしまいそのミスキックから2失点目が生まれてしまいました。
しかし、すぐさま加藤の今シーズン初ゴールとなる同点ゴールが生まれ試合は振り出し。
その後は両チームともに決定機はありましたが決めきれずドローに終わった今日の試合。
相手ゴールキーパーのビッグセーブがあったとはいえ勝ちたかったですね。
正直内容的には負けなくて良かった試合とも言えますが、札幌戦同様に相手ゴールキーパーがどれだけ当たっていようがゴールをこじ開けった試合でした。
2得点と攻撃陣は十分すぎる働きを見せましたが、もっと取れたでしょう。
今日は大迫のやらかしによる安い2失点で追い込まれましたが、これまで幾度となくチームを救ってくれた大迫のやらかしをチームの勝利で無かったことにしてやってもらいたかった。
大迫は代表の下田GKコーチが視察に来ていたことでアピールしたかったのか、気負っていたのか分かりませんが、終始判断が悪い場面が多かったです。
若い頃の大迫を見ているかのような落ち着きの無さでしたし、代表の守護神の座をザイオンに奪われたことも影響したのかもしれませんね。
今日は大迫だけではなくチーム全体で川崎の攻撃に翻弄されるシーンも多く、いつもの対川崎相手に見られる後手後手の守備。
無得点が続いていた川崎相手に簡単に2失点してしまうのは情けない限りでしたね。
攻撃陣に関してはマルコス・ジュニオールの復帰が非常に大きいですね。
水曜のカップ戦で今シーズン初めてプレーしましたが、コンディションも悪くなさそうでしたし、今日も非常にいいプレーを見せてくれました。
特に繋ぎの部分でありがたみを感じましたし、大橋も加藤もやりやすそうだったのが印象的でした。
途中出場のピエロスも水曜のカップ戦から復帰しましたが、ピエロスを途中から入れても流れが変わるわけもないのは分かりきっていました。
使うならプレス要因としてスタメンで使うべきですが、マルコス・ジュニオールの復帰により使い所のない選手になってしまいましたね。
そして前節酷評した越道に関してはカップ戦での2度のPK奪取もあり自信を深めたようですね。
川崎のサイドバックが未熟だったことも要因としてありますが、今日も積極的に仕掛け何度もチャンスメイクしてくれました。
この積極性を毎試合見せてくれればいいのですが、少しミスが重なると消極的になる選手でもありますし、次節以降どのようなプレーを見せてくれるのか注目したいですね。
そして今シーズン初ゴールを決めた加藤はチームを救いましたね。
勝ち越しゴールを決められた直後の同点弾。
蓄積した疲労もあり決して本調子とは言えない状態ですが、毎試合悪いなりに運動量多く献身的にチームを支えてくれる選手です。
そんあ加藤に今シーズン初ゴールが生まれたことで、次節以降チームに勢いが出てくれることを願いましょう。
大橋も相変わらずすべてのタスクをこなし、ゴールもコンスタントに決めてくれる最高の選手です。
満田もボールロストは多いもののミスしてもチャレンジすることはやめず積極的なプレーでチームを牽引していますし、今日も素晴らしいアシストを見せてくれました。
今日は攻撃陣は非常にスペクタクルなサッカーを見せてくれましたし、決定力以外はほぼ言う事無しの内容でした。
今日の試合。苦手川崎相手にホームでドローというのは悪くないと思います。
昨シーズンはアディショナルタイムに満田の劇的な勝ち越しゴールで久々に川崎に勝利しましたが、昨シーズンは全体的にアディショナルタイムの劇的勝ち越しゴールが目立ったシーズンでした。
今日のような試合も昨シーズンだったら勝ち越していた印象もありますが、昨シーズンのように都合よくいくわけもありません。
昨シーズンチームを幾度となく救ってきたドウグラスも不在で、その相棒のエゼキエウも不在。
劇的な勝利ではなく手堅く勝ち切る力が今シーズンは求められますが、それがないからこそここまで引き分けが多いのでしょう。
今シーズンは待望の大橋という得点源を得ましたがここまで引き分けが増えるとはどうしたものか。
選手を入れ替えながら戦っているのであれば多少引き分けや負けがあってもしょうがないのですが、主力選手に無理をさせてこの有り様ですからね。
救いがあるとすれば上位チームが軒並み足踏みしてくれたことですが、それにより下のチームとの差もほぼ無くなってきました。
今シーズンは頭一つ抜けたチームが不在で混戦模様ですね。
次節新井の移籍により因縁の相手となった新潟相手に勝ちきることが出来るのでしょうか。
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