アウェーで行われた鹿島アントラーズ戦は0-1で敗れてしまいました。
結果こそ悪かったですが、個人的にはなかなか面白い試合でもありました。
前半から両チームオープンな戦いで、点が入らなかったことがおかしいくらいに互いに決定的なチャンスを演出。
守備面ではスリーバックの安定感、林のビッグセーブなど見どころはかなりありました。
攻撃面では鹿島がボールを持つ時間が多かったものの、カウンターから何度も決定機を迎えたサンフレッチェですが、やはり決定力が足りませんでしたね。
ワントップのドウグラスもペレイラに比べればフィニッシャーとして役不足、エゼキエウもポテンシャルの高さを見せ、バーに当たる惜しいシーンもありましたが、得点まで至らず。
もう一人のシャドー森島に関してはほぼ空気で、何のためにピッチにいるのか分からないくらいの選手になってしまっていますね。
結局最後は鹿島が自力に勝り、後半31分にディフェンスのちょっとしたミスもあり失点してジ・エンド。
あれだけ決定的なチャンスを作りながらゴールネットを一度も揺らすことが出来なかったことは反省しないといけませんが、結局の所これがサンフレッチェの限界でしょう。
上位にいるチームとは明らかにチーム力の差、個の能力の差があることは否めません。
日本人選手は勿論、外国人選手のクオリティにも差があります。
守備陣はJリーグ屈指と言ってもいい人材が揃っていますが、如何せん攻撃陣のクオリティの低さは目に余るものがありますね。
お粗末な攻撃陣のせいで、結果的に守備の負担が増しているように思えます。
攻撃陣の人材不足、ユースの育成失敗など上位チームと戦うと改めて浮き彫りになってくる問題点は沢山あります。
鹿島相手にアウェーでそれなりに戦ってくれましたが、細かい部分のクオリティの差を埋めるにはまだまだ時間が掛かりそうです。
出場機会を存分に与えられている若手にどれだけ伸びしろがあるのか分かりませんが、ここまで見る限りかなり厳しそうと言わざるを得ませんね。
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