マツダスタジアムで行われた横浜DeNAベイスターズ3連戦第2戦は3-3の引き分けに終わりました。
今日は森下と共にカープ先発陣を引っ張っている九里が先発しましたが、4回に横浜打線の一発攻勢に遭い6回3失点で試合を作れず、更に一向に打線の援護もなくあっけなく負けてしまうと思いきや、終盤に意地を見せてくれました。
最低限引き分けに持ち込んだことは評価出来ますが、苦手にしている横浜の今永を攻略出来ず、いいようにやられたことは反省しないといけません。
9回にはサヨナラのチャンスもありましたが、あと一本出ないいつものカープらしい最後でした。
先発の九里もそこまで悪い内容ではありませんでしたが、やはり一発のある横浜打線をそう簡単に抑えるのは難しかったようです。
特に昨日もやられた佐野とオースティン、ソトという一発のある外国人選手には怖さがありますね。
カープも中村奨成、鈴木誠也の一発が出ましたが、怖さといった点では外国人選手のいないカープは分が悪いです。
外国人野手の差は横浜に限らず、全てのチームに対しても感じることです。
一方、日本人選手の差は野手に関してはそこまで感じないどころか、小園、林といった若い選手が台頭しているカープに希望を感じますが、もっと新しい選手を試すことも必要かもしれません。
最近のスタメンはほぼ文句の付けようのない選手ばかりで、代えの選手を起用する必要もそこまで感じませんが、今日一発を放った中村奨成など将来が楽しみな選手が揃っています。
そういった若くて経験の少ない選手をうまく起用しながらチーム戦力を底上げしつつチームが盛り上がれば最高ですが、そう簡単にいかないのも事実です。
ベンチにいる戦力にならないベテラン選手の処遇を考え、2軍にいる伸びしろのある選手を積極的に起用出来るほどの度胸が佐々岡監督にあるのか疑問です。
今のままでは優勝どころか、昔のように毎年最下位を争うだけのチームに逆戻りするのは明白です。
心を鬼にして、結果を残せない実績だけのある選手を切って将来優勝争い出来るチームにすることが唯一カープが生き残る手段だと思います。
功労者に甘すぎるカープ長年の伝統が暗黒期を招いたことを忘れてはいけません。
必死に地元メディアが小銭を稼ごうと結果の残せないカープを盛り上げていますが、カープに呆れ返っているファンも多く、ファン離れが加速しているのは実感しているでしょう。
弱くても応援するファンこそが本当のファンだといったところで、多くの人は弱いチームを盲目的に応援することはないでしょう。
若手ではなく、長野、松山、田中といったベテランの起用を望むファンも多いでしょうし、誰もが満足するチーム作りには多くの困難が待ち受けているでしょう。
ここ数シーズン全く結果を残せず若手もまともに育っていませんが、今シーズンは違います。
不運がありながらもそれをバネにしてカープは少しずつ生まれ変わろうとしています。
カープの若手の成長は著しく、各ポジションでの競争も活発になっていますが、欲を言えばもっともっと競争を煽るべきです。
3連覇した主力の奮起を促すのもいいですが、カープの将来を背負うであろう若手にもっと期待を懸けてもらいたいですね。
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