エディオンスタジアムで行われたサガン鳥栖戦は1-1のドローに終わりました。
先日川辺のスイス・グラスホッパーへの完全移籍が発表され、今日の試合がラストゲームとなりましたが、勝利で川辺を送り出すことは叶いませんでした。
試合を振り返ると、前半の戦い方が勿体なかったですね。
蒸し暑い中、体力が奪われながら戦う悪条件だったとはいえ、もっと積極的に前半からゴールを狙う姿勢を見せてほしかったです。
後半柏の個人技から柏のパスを受けたジュニオール・サントスがゴールを決め、後半最後の最後まで守りきろうとしましたが、アディショナルタイムに失点して結局はドロー。
Jリーグ屈指のディフェンス陣だとは思いますが、そう簡単に無失点で抑えて勝つのは難しいです。
攻撃面では前半早々の浅野のアクシデントがかなり痛かったですが、そもそも試合をコントロールしようとしすぎてリスクを犯す攻撃が出来ていなかったことが問題だったと思います。
守りを固めていても事故的な失点は防ぎようがありませんし、とにかく複数得点を狙いながら結果的に無失点に抑えることが出来るチームを目指さないと上にはいけません。
このチーム自体に伸びしろは全く感じませんが、選手個々のレベルアップは出来るはず。
今日もちまちまとパスで鳥栖ディフェンスを崩そうとしていましたが、結局は柏の個人技から得点が生まれたのが全てだと思います。
横パス、バックパス、クロスばかりでは何の面白みもなく、点も取れない。
シンプルにボールを前へ運び、相手ディフェンス相手に突っかけてドリブルで切り崩せる選手がサンフレッチェにはあまりにも足りません。
結局のところチーム戦術も個の力もないチームが安定した成績を残せるわけもなく、今の順位が力的には妥当なところです。
最後になりましたが、グラスホッパーへの移籍が決まった川辺には海外での成功を祈っています。
サンフレッチェにとってはチームの中心として欠かせない選手だった川辺の移籍は痛手というより致命的なことですが、こればっかりはしょうがありません。
そこまで若い選手ではありませんが、代表に選ばれる選手は目を付けられやすいですからね。
スイスリーグへの移籍は正直微妙なところですが、そこからステップアップして更にビッグな選手へと成長してもらいたいです。
現役の最後はまたサンフレッチェに戻ってきてほしいとは思いますが、どうせなら現役生活を海外で終えるくらいの意気込みで挑戦してもらいたいです。
他のチームの選手もどんどん海外へと旅立って行く中、若手の育成を躊躇してしまうことも当然あると思いますが、有望な選手の獲得が難しいサンフレッチェが生きていくには若手を育てていくしか道はありません。
それか海外から声のかからなそうな中堅の有望選手を発掘していくしか道はありませんね。
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