マツダスタジアムで行われた横浜DeNAベイスターズ3連戦初戦は2-4で負けてしまいました。
カープ先発の大瀬良が4月以来の勝ち星を目指しましたが、7回2失点と試合を作りながらも勝ち負けは付きませんでした。
内容的にはここ最近のピッチングの中では軍を抜いて良かったとは思いますが、やはり絶好調の頃のピッチングには程遠い内容でした。
3回に小園の2点タイムリースリーベースで先制しながらも、直後の4回に手痛い一発を食らうなど、らしくないピッチングが続いています。
特に一発を打たれた場面では不必要なつり球を選択したことが大きなミスで、程よく甘く入ったつり球をあっけなく仕留められましたね。
大瀬良のボールの力の無さを実感させられたシーンでしたが、あれはやってはいけない配球でした。
それでも7回を2失点で収めたことは次に繋がるでしょうし、今日の試合の敗因は打線の援護の無さによるものです。
結果的に2-2で迎えた8回、マウンドに立ったフランスアが2ランホームランを打たれ試合が決してしまいましたが、勝つ見込みは非常に低い試合でしたね。
フランスアもここ数シーズンこき使われ、中崎、今村、一岡といったピッチャー同様に勤続疲労が明らかに出ています。
中継ぎの宿命かもしれませんが、やはり毎シーズン多くの試合に投げ、毎試合のように肩を作らないといけない中継ぎ投手は本当に損な役回りであまりにも可哀想です。
一方の打線は小園のタイムリーで勢いがつくと思いきや、無駄に足を使いたがる首脳陣の浅はかな采配で全て台無しになってしまいました。
あれがカープに向いていた流れを完全に断ち切り、次の回同点に追いつかれたキッカケを作ったのは明らかでしたね。
その後はまともにチャンスすら作れず、横浜投手陣に抑えられましたが、やはりパワー不足を実感させられます。
外国人野手が毎年のようにハズレばかりで、他球団のようなクリーンナップを任せられる外国人がいつになったらカープに来るのでしょうか。
エルドレッドも人柄の良さが先行していますが、我慢して我慢して何とかモノになった選手で、当たり外国人と言われれば疑問符がつく選手です。
ピッチャーはかなり当たりを引き当てていますが、ドーピングに引っかかったバティスタを除いてカープが連れてくる外国人野手はここ数十年当たりを引き当てていませんね。
ファーストに磯村を起用しないといけないほど層が薄いカープにおいて、一人でもまともな外国人野手がいればかなり打線を組むのが楽になるのですが・・・
今更言ってもしょうがないことですが、1発を打てる選手の重要性を嫌というほど感じてしまいます。
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