【広４－１０巨】珍しく菅野を攻略したのに・・・

東京ドームで行われた読売ジャイアンツ3連戦最終戦は4－10で大敗しました。

久々のカード勝ち越しが懸かった試合でしたが、何とも投打が噛み合わない試合が続きますね。

これが弱いチームの宿命なのかと思わせるような試合展開。

いつもカモにされている巨人先発の菅野を珍しく攻略しKOしたかと思いきや、カープ先発の高橋昂也がそれ以上に巨人打線にボコられてしまいました。

4点の援護をもらいながら、3回に2ランを打たれ、4回には集中砲火を浴び一気に逆転されてしました。

後を受けた島内も巨人打線の勢いを止められず、坂倉のフィルダースチョイスで失点し、ウィーラーに2ランホームランまで献上する始末でした。

その後も高橋樹也が散々なピッチングを披露して2失点。

今日は左腕が多く登板した試合でしたが、打たれた投手、抑えた投手ともに頼りない投手ばかりです。

カープの左腕唯一希望として期待していた高橋昂也の伸びしろも感じなくなってきました。

開幕当初騒がれていた森浦、塹江も信頼を取り戻すほどのピッチングをしているわけでもなく、毎試合投げてみないと分からないピッチャーに変わりありません。

左腕を育てられないカープにそもそも問題があり彼らは被害者で、そういったピッチャーを使わざるを得ないチーム状態がこの順位を物語っています。

打線も珍しく菅野を攻略したことは評価出来ますが、4回からゼロ行進で追加点を奪えなかったことは反省しないといけません。

相手のミスで追加点のチャンスもありましたが、あと一本でないのは相変わらずですね。

結局チャンスの場面での勝負弱さがこのチームの一番の問題点です。

個人的には若手の躍動を見るだけである程度満足しているとはいえ、ここまで酷い試合が続くとファンも離れていくでしょう。

本当に昔よく見た光景を毎試合のようにダラダラ見せられ呆れてしまいますが、未来ある若手が成長していく過程を見るのは良いものです。

痛いミスも当然ありますが、低迷しているカープを再建するには若手の成長が欠かせませんね。

腐ったフロント、監督、コーチが昭和野球脳ばかりで嫌気が差しますが、もう少しの我慢なのか、来シーズン以降も続くのかでカープの将来に希望があるのかどうか決まりそうですね。