アウェーで行われたセレッソ大阪戦は2-1で見事な逆転勝利を収めました。
前節徳島戦でまさかの敗北を喫し、更にミッドウィークに行われたベガルタ仙台戦で手痛い大敗を喫したことが薬になったのか、選手も序盤から激しく戦いファイトしてくれましたね。
両チーム判定にも悩まさながらの戦いとなりましたが、ただ勝ったのではなく、逆転で勝ち点3をもぎ取ったことが非常に大きいです。
今日の試合、前半両チームとも得点を奪えず、後半早々にセレッソに先制点を奪われる厳しい展開。
しかし、すぐさま後半5分にコーナーキックからジュニオール・サントスがゴールを決め試合を振り出しに戻し、後半14分には浅野が見事な飛び出しを見せ勝ち越しゴールを決めてくれました。
その後はセレッソの猛攻を何とか耐え、見事な逆転勝利を収めてくれました。
試合を振り返ると、前半はサンフレッチェがいい流れを掴んでいました。
決定的なチャンスを何度も迎え、得点こそ至りませんでしたが、選手の戦う姿勢を感じられたことが良かった点ですね。
両ウイングバックの藤井、柏も持ち前の個人技を披露しセレッソディフェンスを混乱させ、見事なチャンスメイクもしてくれました。
3バックに戻し、サイドに出来たスペースをうまく使い、両選手の武器であるドリブル突破が多く見られたのが3バックに戻した恩恵ですかね。
ボランチの川辺、青山もやりやすそうにプレーしていた印象ですし、パスの出しどころにもあまり迷いは感じませんでした。
3バックもほぼ危なげない出来で、無失点に抑えることは出来ませんでしたが、昨シーズンまで見られた固い守りを見せてくれたのではないでしょうか。
そして得点を決めた浅野もやはりトップではなく、2列目の選手だと再認識することが出来たゴールでしたね。
森島も4バックの時より多少はやりやすくなったでしょうし、これからの活躍に期待です。
紆余曲折もあり結局3バックに戻しましたが、今いる選手を見る限り妥当な選択です。
4バックでは適材適所なんてお構いなしで、選手もかなり混乱していました。
3バックに戻したからといって、サンフレッチェが抱えている問題点が全て解決するわけではありませんが、とにかく今は選手のやりやすい形でやるのがベストでしょう。
完全に裏目と出た新たなフォーメーションでしたが、これから先新たな監督を迎え4バックに挑戦する礎と捉え、選手も前向きに捉えてもらいたいです。
出来るのであれば4バックが理想なのは確かですし、このチャンレンジは無駄ではありませんでした。
もっと早くに3バックに戻す選択が出来ていれば、ここまでチーム状態が悪化することはなかったかもしれませんが、チームをまた一つ上のレベルに引き上げたいという城福監督の考えも十分理解できます。
またここから新たなスタートを切り、サンフレッチェの上位浮上に期待したいですね。
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