やっぱり川辺なんだよなぁ　J1 第16節 vs. 浦和レッズ

エディオンスタジアムで行われた浦和レッズ戦は2－2のドローに終わりました。

前半先制されながらも、ハイネルのコーナーキックが直接ゴールになり同点。

後半は一進一退の試合展開でしたが、後半39分PKを決められ、そのまま試合は終了するかと思いきや、アディショナルタイムにチームリーダーの川辺の素晴らしいミドルシュートで何とかドローで終えることが出来ました。

今更言うことでもありませんが、やっぱり川辺は頼りになりますね。

チーム状態が最悪ながらも日本代表にも再び選出されるだけのことはあります。

試合を振り返ると、今日の試合に限ったことではありませんが、中2日の過密日程の中、内容自体はそこまで悪くなく3バック回帰の恩恵を感じる試合でした。

特に3バックに戻してからはサイド攻撃が活発となり、今日は右のウィングバックで起用された藤井の効果的な突破と長沼、野上とのコンベネーションで何度も素晴らしい崩しが見れたことが良かった点ですね。

野上もサイドバックで起用されていた時よりも積極的にオーバーラップを決めていましたし、

迷いを感じないプレーが出来ていました。

逆に左サイドが死んでいたことが反省点ですが、そもそも東を起用した監督が悪いです。

何度もチャンスを与え十分に能力が分かっている東を何故起用したのでしょうか。

ボールもキープで出来ない、推進力もない、ドリブルも出来ない、パスセンスもそれほどない。

実戦経験は十分あるのにも関わらず、いつまでたっても常に迷いながらプレーしている東を起用しなければいけないほどサンフレッチェの選手層の薄さを感じてしまいますね。

もう少し左で攻撃の形を作れていれば、絶好調だった右サイドももっと活きたと思います。

ディフェンスに関しては、試合終了間際の荒木のハンドが非常に残念でした。

前の試合でもハンド疑惑があった荒木ですが、今回は許されませんでしたね。

あの場面は興梠に狙われた感じがありましたが、相手がクロスを上げている時から謎に手を上げたまま対応していただけに、荒木の不注意としか言えません。

ディフェンス陣は前半の失点のシーン以外はほぼ完璧に浦和レッズを抑えていましたが、疲れの見えた後半に裏を取られる場面も多く、そこは反省しないといけません。

連勝とならなかった今日の試合ですが、明らかに今までの試合とは違ったドローですね。

試合内容は勿論、選手のモチベーションも高くなっているように思えます。

決定力不足は相変わらずですが、迷いのないプレーも目立った試合でした。

気が利くプレーをしてくれる柴崎の復帰あり、十分に戦えるチームに戻った印象ですね。