アウェーで行われた大分トリニータ戦は、森島とドウグラスのゴールで2-0で勝利。
両チームのあまりにも酷い出来からして、引き分けが妥当な試合だと思っていましたが、後半主力選手が途中出場してから少しマシな試合になりましたね。
前半の戦いぶりはつまらないサッカーの一言。
連戦ということで、控え中心のメンバー構成で仕方ない面もあったとは思いますが、それにしても酷い内容でした。
後半途中には主力メンバーを投入し、徐々に試合に動きが見られ、後半25分に森島のゴールで先制。
試合終了間際、後半41分にはドウグラスのダメ押しとなるゴールも決まり、2-0で試合終了。
久々の勝利を掴んだことは大きいですが、今日の試合一番感じたことは手詰まり感ですかね。
これは今に始まったことではありませんが、選手が迷いながらプレーしているのが目立ちました。
ボールの出しどころがなくて無駄なパス回し、ちょっと相手に寄せられるとバックパス、前を向ける場面でも後ろ向きな選択しかしない選手。
大分の出来もかなり酷かったことで、大事には至りませんでしたが、やはり目についてしまうのが選手個々の能力の低さです。
ゴールを決めた森島にしてもほとんどチャンレンジをせず、無難なプレーに終始し、東と土肥といった期待の若手も同じです。
せっかく巡ってきたチャンスで自分のストロングを発揮せず、チームに合わせるかのようにリスクを最小限に平凡なプレーばかり選択したことが非常に残念でした。
ボールをキープできるわけでもなく、ドリブルで仕掛けることもせず、パスの精度が良いわけでもない。
一体この選手の武器が何なのか分からず、前線の選手として何一つ可能性のあるプレーを見せてくれませんでした。
意識が低いというか、野心がないというか、とにかくミスをしないことを前提とした腰の引けたプレーしか出来ない選手という印象しか残りませんでしたね。
一方で途中出場した主力選手はチームを救ってくれました。
それまではただの球蹴り草サッカーレベルの試合内容でしたが、主力選手がピッチに入ったことで、試合のスピード感が増したことは事実です。
相手が相手だったこともあり、難なく2点を決めて勝利することが出来ましたが、いくら主力選手が頑張ってもチームとして大きな問題点が解決したわけではありません。
チームの戦術の未熟さ、控え選手の意識の低さや能力不足。
ハイネルのボランチにしてももう見たくないレベルにまで落ち、永井のワントップも何の意味があるのか分からないくらい酷いものでした。
主力を休ませるための苦肉の策だったとはいえ、お金を払って見せていいレベルとは到底思えない試合内容でした。
主力選手にも多くの問題を抱えており、試合を重ねていくに連れ手詰まり感は大きくなっています。
サンフレッチェにゲームチェンジャーが現れない限り、変化を期待するのは難しいのかもしれません。
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