【広4-0横】大瀬良に勝ちがついて何より

2021年4月2日金曜日

Baseball

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横浜スタジアムで行われた横浜DeNAベイスターズ3連戦初戦は4-0で勝利。


まずは開幕投手を務めた大瀬良が今シーズン初勝利したことが良かったですね。

開幕戦では思いもしなかった崩れ方をし、勝ち星を逃してしまいましたが、今日はその反省もあってか1球1球気持ちを込めて投げていたように見えました。

開幕戦同様に少ない球数で相手を打ち取り、球のキレもあり、コントロールも抜群でした。

味方の援護も頼りない中でも相変わらずマウンド上での落ち着きもあり、安心して見られましたね。


横浜も昨シーズンまでの怖さがなくなり、ラミレス監督時代のような不気味さは感じませんでした。

そもそも横浜の外国人選手の来日が遅れており、天敵のソトといった優良外国人がいなかったことも大きな要因かもしれません。

加えてカープキラーの梶谷も巨人へ移籍し、また一からチームを作り上げている最中でしょう。

かなり苦しいやりくりを強いられている現在の横浜は正直ボーナスステージと言っても過言ではありません。


そんなチーム相手にしっかりと勝利出来たのも大瀬良のピッチングのおかげですね。

苦手の濱口相手に打線も頑張りましたが、ここぞという場面で相変わらず1本が出ない。

ヒットこそ多く打ちましたが、たった2点しか取れなかったカープの勝負弱さも目立ちました。

8回にやっと追加点を奪い勝利を確信出来ましたが、もっと早く大瀬良を楽にしてやってほしかったです。


そんな中、昨日酷い守備をした松山、田中が名誉挽回とばかりに活躍しましたが、これだけ試合に出してもらっていれば今日のような活躍をする試合もあります。

大瀬良の勝ち星に貢献したことは評価しますが、やはりこの2選手を無条件に使い続けることには賛成出来ませんね。

これから人が変わったようにチームに貢献するのであれば文句はありませんが、ちょっと活躍しただけで異常に持ち上げてもらいたくないですね。


昨シーズンの戦いから明らかになっていることは、この打線では優勝どころかAクラスさえ難しいということです。

投手陣がどれだけ頑張っても貧打線をカバーするのにも限界がありますし、打線が弱ければ弱いほど投手陣への負担が増え、結果怪我人も続出し、将来性のある投手が潰れる未来しか見えません。


野手は野手で大変なことが多く、痛みを抱えながら試合をこなしていますが、投手陣はもっとシビアな世界で戦っています。

中崎や今村のように、馬車馬のように働かされ、若いうちに選手生命を絶たれる可能性も高まります。

中崎や今村の選手生命が終わったとは思いませんが、あれだけのボールを投げていた選手がこんな状況に陥った原因は明らかです。


特に投手陣は将来有望な選手が揃っており、無能首脳陣に壊されにようにするには打線がカバーしないといけません。

セーブが付かない4点差で無駄に栗林を登板させる保身しか考えていない首脳陣ですからね。

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