バンテリンドームで行われた中日ドラゴンズ3連戦初戦は7-3で勝利。
ここのところ3試合連続無得点とカープ打線の貧打っぷりをまざまざ見せられていましたが、今日は打線がチームを勝利に導きました。
大瀬良の離脱により、今シーズン初先発となった遠藤は試合を作れず4回途中ピンチを招いて降板。
序盤からコントロールが定まらず、ストライク、ボールがはっきりしており、ノックアウトされるのは時間の問題でした。
昨シーズンからランナーをためてからのピッチングが課題ですが、昨シーズンと変わらずメンタルの弱さを感じるピッチングでしたね。
先発の遠藤が4回も持たず降板し、厳しい試合になると思いましたが、それを救ったのが無失点リレーの中継ぎ陣。
特にピンチの場面で登板した中田、森浦。回跨ぎしながら無失点で抑えた大道のピッチングが非常に大きかったですね。
抑えの栗林は別格のピッチングで流石の一言。
セーブのつかない場面でしたが、久々の登板でも安定していました。
結果的にカープが終盤に得点を重ねリードを広げましたが、両チームとももっと点が入ってもおかしくないくらいにチャンスを作っていましたが、カープ投手陣は得点を許さなかった。
耐えに耐えながら味方の援護を待ち続けたカープ投手陣の粘り勝ちといったところでしょうか。
32イニング無得点だった打線も今日は初回から菊池のホームランで先制し、3回には鈴木誠也の3ランで追加点。
5回にはプロ初スタメンの中村奨成がプロ初ヒットを放ち、會澤のタイムリー内野安打でホームに帰り、プロ初得点。
8回には長野のタイムリー、西川の犠牲フライでダメ押しし、理想的な点の取り方でした。
色んな選手が活躍した試合でしたが、やはり今日はプロ初スタメン、初ヒットを飾った中村奨成の活躍が嬉しかったですね。
本職のキャッチャーではなくレフトでの出場となりましたが、持ち前の打撃センスを活かし十分1軍でもやれることを証明したのではないでしょうか。
2軍とは別格であろう1軍のピッチャー相手に、しっかりとストライク、ボールを見極め選球眼も非常に良かったです。
ヒットだけではなく、しっかりと四球も選び、チームの起爆剤となっていたのは確かです。
こういった若い選手が活躍すればチームは勢いづくことは明らかなのですが、ちょっとでも調子を落とすと即2軍落ちなのが可愛そうなところです。
足腰の弱いよぼよぼのショートは恥ずかしい成績を残しても絶対にスタメンを外されることはありませんが、若手は毎試合鬼気迫ったプレーを続けなければ1軍で生き残ることが出来ません。
そんな理不尽なチームで戦う若手をこれからも応援したいですね。
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