神宮球場で行われたヤクルト3連戦初戦は2-0で勝利。
カープ先発の森下が最後まで投げ切り、見事な完封劇を見せてくれました。
しかし、森下の見事な完封劇よりも際立ったのは打線のショボさ。
先発が森下ということで試合前から危惧していたことですが、やはり今日も森下に打線の援護は乏しかったですね。
昨シーズンもそうでしたが、先週の今シーズン初登板となった試合もたった1点しか援護をもらえず、投手陣の無失点リレーで何とか勝利をもぎ取りました。
今日も5回まで援護がない中、絶好調とは言えないピッチングながら流石のピッチングをしてくれました。
6回に西川のソロホームラン、7回に堂林のタイムリーで待望の援護点をもらいましたが、安心して投げるにはあまりにも乏しい援護。
7回の2アウト3塁のチャンスの場面でも田中が見逃し三振、8回の1塁2塁のチャンスでは大盛が見逃し三振。
その後、満塁までチャンスが広がりましたが、代打曽根も打ち取られ、結局大事な所であと1本出ないいつものカープ打線そのものでした。
カープ打線という足枷をつけながらも、2年目のジンクスなど関係ないと言わんとばかりに、1球1球丁寧に投げ続け、ヤクルト打線に付け入るスキを与えなかった森下の凄みを改めて実感した試合でした。
無援護はエースの証明と言われることがありますが、まさに次世代のエースどころか大瀬良に勝るとも劣らないカープのエースだということを自ら証明させていますね。
打線に関しては森下のお陰で戦犯にならずに済んだことに感謝しましょう。
投手陣の頑張りで劣勢の場面での打席が少ない中でも得点圏の勝負弱さは相変わらずです。
若手を起用しているならまだしも、経験も実績もあるはずの選手ばかりスタメンで起用しながらこの体たらくでは、投手陣が潰れていくのもそう遅くなさそうです。
特に田中に関しては起用するほうが悪いレベルです。
田中がろくに打てないのは今に始まったことではなく、ここ2シーズンの田中のバッティングを見ればプロの水準に達していないのは明らかです。
怪我を言い訳にすることも可能ですが、完全に怪我が癒えた状態でこれですからね。
菊池が絶好調なお陰で、田中の酷さは少し薄まっていますが、もういい加減聖域を無くすべきです。
伝統的に功労者、ベテランに甘いカープにおいて、昨シーズンFAせず残留した時から嫌な予感がしていましたが、やはり聖域化が強固になってきました。
残留の条件として裏でなにかしらやりとりがあったとは思いますが、カープの悪しき伝統が続く限り、若手野手が飼殺しにされるでしょう。
いくら打てなくても堂々としている田中の顔を見て確信させられました。
にほんブログ村
0 件のコメント:
コメントを投稿