【広4-7ヤ】負けはしたが若手が躍動する清々しい試合

2021年4月22日木曜日

Baseball

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マツダスタジアムで行われた東京ヤクルトスワローズ3連戦最終戦は4-7で負けてしまいましたが、カープが新たに一歩進むキッカケになりそうな試合でもありました。


今日はなんと言っても1軍昇格即スタメンを飾った小園の存在が大きかったですね。

火曜日に1軍合流し、1軍登録されると思いきや、次の日には2軍の試合に出場するなど小園の話題が尽きない日々でした。

そんな小園は2軍でもしっかりと結果を残し、晴れて1軍に昇格し、2回いきなり同点となる貴重なタイムリーを放つ活躍を見せました。


4回にも内野ゴロを打ってしっかりと打点を稼ぎ、次の打席ではしっかりと送りバントも決めました。

負けている場面、しかもノーアウトなのに送りバントをさせる昭和野球脳の監督に活躍の場を奪われましたが、それでもしっかりと役割を果たすことが重要です。

少しでもミスすれば即2軍落ちなんてこともこのチームでは全然ありえることですからね。


プライベートでも色々と騒がれている小園ですが、3年目の今シーズンは殻を破りつつあるようです。

田中というガチガチの聖域が守っているショートのポジションを奪うのは、想像している以上に難しいことかもしれませんが、もうショートのポジションは小園と矢野に争わせるのがいいでしょう。


伝統的にレギュラーポジションを獲得した選手は大怪我でもしない限りレギュラーを剥奪されることはありませんが、今の田中を使い続けることはチームと田中双方に何のメリットにもなりません。

河田コーチが田中に執着しているようで、代わりの選手がちょっとでもミスもしくは結果を残せなければ、また田中を起用する恐れがありますが、河田コーチの意向などどうでもいいです。

これから長い間チームを支えていくであろう若手を優先させるのは当然のこと。

目先の勝利ばかりに囚われ続けた昨シーズンの反省を今こそ活かすべきです。


そして同じく高卒3年目の同期羽月もセンターでスタメン出場し、しっかりと結果を残したのは大きいです。

今日も長野を起用すると思っていましたが、左右病を患っている監督、コーチに感謝ですね。

そのチャンスを見事にモノにした羽月も持っていますし、今日の清々しい若者の活躍を見ると小園と羽月は固定してもいいでしょう。

他の若手と競争させながら伸びしろのある選手の見極めも必要になってきますね。

サードもレギュラーが定まっていないポジションですし、積極的に若手を試してもらいたいですね。


ここまで試合展開とは関係ない話ばかりしてきましたが、今日の試合を振り返るとやはり鈴木誠也の雑なバッティングが目立ちますね。

現状の鈴木誠也は得点圏でめっぽう弱い打者になっており、相手にとって一発の怖さはありますが、それさえ警戒すればどうってことない打者です。

今シーズン限りでカープを去る可能性もありますし、これからは鈴木誠也に代わる選手も育てていく必要もあります。


今日は先発の遠藤が早々にノックアウトされるなど、投手陣もボロボロで良いところが殆どない試合でした。

唯一コルニエルは役割を果たしましたが、8回同点の場面で登板したセットアッパー塹江が3失点するなど中継ぎ陣にもボロが見えてきたのが心配です。


今日も残念な試合となりましたが、目先の勝利に拘っても仕方ありません。

ピッチャーこそ優秀な選手が揃っていますが、野手陣は高齢化が進み、かなり衰えています。この戦力では優勝は限りなくゼロに近いと思いますし、先を見据えた戦いを今すぐすべきです。

昨シーズン、何一つ収穫もなく終わっただけに今シーズンこそ未来に明るい希望が見えるシーズンにしてもらいたい。

細かい采配のことなど目をつぶりますから、もういい加減名ばかりの育成球団から脱却してもらいたいですね。

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