マツダスタジアムで行われた読売ジャイアンツ戦は2-0で勝利しました。
今日の注目はカープ先発大瀬良と巨人先発菅野のエース対決でしたが、見事大瀬良が投げ勝ちました。
初回から2点の援護をもらった大瀬良は、序盤から快調なピッチングでいつも通りの安定感がありました。
5回あたりから球数も増えだし、ちょっと怪しいピッチングになってきましたが、悪いながらもしっかりとまとめるのは流石というところですね。
6回にノーアウト1塁2塁という最大のピンチがやってきましたが、それでも強気なピッチングでピンチを脱し、6回無失点で降板しました。
球数も多くなり6回までしか投げれなかったことは残念ですが、菅野相手に勝つことが出来なのも大瀬良のピッチングがあったからこそです。
初回の2点以降全く追加点を奪えず、最悪逆転負けも覚悟しましたが、大瀬良だからこそ踏ん張れたのでしょう。
中継ぎ陣も7回以降、援護も全くない中無失点リレーでよくぞ抑えてくれました。
森浦、塹江も危なっかしいピッチングでしたが、とにかく無失点で抑えてくれただけでOKです。
満塁のピンチまでいきながら何とか無失点に抑えた森浦は、点を取られそうで取られない持ち前のピッチングでヒヤヒヤさせられました。
オープン戦から無失点を続けるなど、貴重な左腕として床田のように期待されている選手ですが、大した特徴もなく、これから先1軍にどれだけ留まれるのか注目ですね。
セットアップを任されている塹江にしても、年々逞しさを増していますが、一番のネックはカープが左腕をまともに育てられないことに尽きます。
目標とする左腕もまったくおらず、左腕を育てるノウハウすらもたないカープが床田、森浦、塹江にどんなアドバイスや指導が出来るのか疑問なところです。
このまま何事なければいいのですが、一度コテンパンに打たれたあとのケアに神経を注いでもらいたいです。
横山、永川というピッチングコーチに何も期待していませんが、それくらいはやってもらいたいですね。
一方の抑えの栗林は安定したピッチングで試合を締めてくれました。
ここまで栗林の抑えがハマるとは思いませんでしたが、持ち前のメンタルの強さがなせる業なのかもしれません。
ランナーを出しても慌てる様子もなく、気持ちのこもった球を投げ続け結果を残しています。
打線に関しては苦手菅野に2点も取ったことを褒めるべきかもしれませんが、調子の悪い菅野相手にたった2点しか取れなかったこと恥じるべきですね。
明らかにコントロールも球のキレも感じませんでしたが、初回の菊池と鈴木誠也のホームラン以降全く点を取れる雰囲気は感じませんでした。
全くチャンスがなかったわけでもありませんが、チャンスになればなるほど消極的なバッティングが目立ちました。
今に始まったことではありませんが、菅野だから打てなくてもしょうがないという雰囲気が漂っているのが他のチームとは違うカープ打線の特徴ですね。
更に足を引っ張ることしかしない田中を8番に下げてまで起用する大胆さ、松山に代わって長野を起用するというベテランに異常に甘い閉鎖的なカープらしさを感じる采配。
暗黒期を過ごした首脳陣らしいです。
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