【広10-1横】若手がチームを変える

2021年4月27日火曜日

Baseball

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マツダスタジアムで行われた横浜DeNAベイスターズ3連戦初戦は10-1で勝利。


羽月、小園、中村奨成といった若手が台頭し、前のカード巨人戦で勝ち越すなどチームの雰囲気もかなり良くなってきましたが、今日も若手の活躍もあって見事な大勝でした。

カープ先発が森下ということで、今日も援護はないのかと思いきや、ここまで打線が繋がった試合も久々でしたね。

そして、最近登板過多だった中継ぎ、抑えのピッチャーを休ませることが出来たのは打線の大量援護があったからこそです。


毎試合手に汗握る試合で心身ともに必要以上に疲弊してきた森下もプロ入り以来、ここまで楽に投げられた試合はなかったのではないでしょうか。

開幕から順調すぎるほどのピッチングをしてきましたが、ここ2試合勝ち星に恵まれない試合が続きました。

阪神戦はらしくないピッチングで試合を壊してしまいましたが、前の試合では良いピッチングをしながらも無援護で勝ち星を拾えず。

2年目のジンクスなど感じさせないピッチャーですが、今日も勝ち星に恵まれないと流れが悪くなっていたかもしれません。

そんな試合でカープ打線が森下に大量援護したことは、森下にとってもチームにとってもかなり大きいです。


そんな大量援護をした試合で輝いたのは羽月、小園といった若手です。

羽月は初回素晴らしいセーフティーバントを決め、3回には先制点の足がかりとなるピッチャー強襲の内野安打。

更にその回打者一巡の猛攻で巡ってきた3打席目には満塁の場面で走者一掃のタイムリー3ベースを放ち、完全に試合を決める猛打賞の活躍を見せました。

同期入団の小園も同じく3回にタイムリーを放ち、5回には2ベースを放つなど、羽月とともにチームに勢いをつける役割を十分に果たしてくれました。


チャンスを与えられしっかりとそれをモノにする羽月、小園、中村奨成を見ていると、もっと早くに若手を積極的に起用するべきだったと悔やまれます。

これまで実績のある選手に執着し聖域を作り、若手の頑張りを蔑ろにしてきた罪は大きいです。

カープが3連覇した要因は丸、菊池、田中といった若手の台頭があったからこそ。

そして黒田、新井といったベテランがチームを表裏両面で支え成し遂げたものでした。

その過程を解説としてコーチとして見ていたのにも関わらず、佐々岡監督は実績重視の選手起用を頑なに続けてきました。


もっと早くに若手に切り替えていれば、経験値を積んだ選手が更に大きく成長していたかもしれません。

それが悔やまれるところですが、これから若手をしっかりと大きく育ててくれれば何も言うことはありません。

スタメンは若手を積極的に抜擢し、田中、松山、長野は代打で起用しながら血の入れ替えを図るべきです。

当然羽月、小園、中村奨成といった若手もこのまま順調に成績を残せるわけではありませんが、伸びしろがある選手に対しては我慢して起用し続けてもらいたいです。


ここ数年野手陣に全く競争がなかったチームに若手の活躍によって競争が生まれたことが一番良かったことです。

若手を我慢して起用し続ける器が監督にあるのか疑問ですが、保身だけではなくカープのことを本当に想うのであれば、実績のある選手ばかりに頼らず、将来のカープを背負う選手を育てていくべきです。

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